京都 

2019年11月3日

   
 購入した切符  新幹線からの富士山の眺め

愛知の実家近くで、高校の時の同窓会が開かれるということで、
出席するついでに、母親の様子も見に行くことにした。さらに、ついでに
金沢まで足を延ばして、前年度に大病した友達と会うことにもした。
そこで、東京駅から東京駅までの切符を買って、「途中下車の旅」を
活用することにした。普通乗車券で、100キロを超え、後戻りをしない
限り、何回でも途中下車することができる。しかも長い距離を乗ると、
普通乗車券の運賃が割安になるのである。
今回は、東京→名古屋→京都→金沢→東京の周遊コースの
乗車券と新幹線、特急券を買う。3万円以下ですむ。
普通乗車券は京都を経由していないので、京都駅で下りるなら、途中の
山科駅から京都駅の切符を別途、買わなければならない。一緒に購入した。
京都からの「特急サンダーバード」の料金が安いのは、新幹線との乗り継ぎの
割引が適用されるからである。

   
 名古屋駅 青山駅 

名古屋駅で降りて、高校の同窓会は知多方面の青山駅の近くで行われた。
同窓会終了後、愛知の実家に行く。名鉄で一度、神宮前に出てから、
行くので、回るような感じである。切符も落としたので、下りる駅で再度買い直す。

   
 名古屋駅  京都観光案内所

次の日は、妹に刈谷駅まで送ってもらって、名古屋駅に出て、新幹線で京都まで行く。
今回は、100名城のスタンプを押したくて、二条城を目指すことにした。
乗ったバスが、二条城を通らなくて金閣寺行きのバスだったので、まずは、
金閣寺に行くことになった。

金閣寺

   
 金閣寺入口 紅葉が少し始まっていた。 

   
 金閣寺総門  五用心

   
   

金閣寺について 
 元は鎌倉時代の公卿、西園寺公経の別荘を室町幕府三代将軍の足利義満が譲り受け、山荘北山殿を造ったのが始まりとされています。金閣を中心とした庭園・建築は極楽浄土をこの世にあらわしたと言われ、有名な一休禅師の父である後小松天皇を招いたり、中国との貿易を盛んにして文化の発展に貢献した舞台で、この時代の文化を特に北山文化といいます。義満の死後、遺言によりお寺となり、夢窓国師を開山とし、義満の法号鹿苑院殿から二字をとって鹿苑寺と名づけられました。


   
   外国人観光客も多い。

金閣寺は外国人の数の多さが目立った。

   
 陸舟の松  

   
   

龍門の滝は2.3メートルもの高さを一段落としにしたもので、龍門の滝を
鯉が登りきると龍に化するといわれる中国の故事登竜門に因ん
だ鯉魚石(リギョセキ)が置かれています。いままさに跳ね上がらんとする
龍の姿が、滝壷の所に斜めに傾いた動きのある石で表されています。

   
   

   
 不動堂 不動堂 

不動堂の本尊は弘法大師が作られたと伝えられる石不動明王である。


二条城

   
  唐門 


   
  二の丸御殿 


二条城は、慶長8年(1603年)に徳川幕府初代将軍家康が、京都御所の守護と
将軍上洛の際の宿泊所として造営し、3代将軍家光が、後水尾天皇の行幸にあわせて、
寛永3年(1626年)に改修された。つまり、今日の二条城の原型が整ったのは、
三代将軍家光が後水尾天皇を二条城へ招くために数年がかりで行った
大改築によるもの。創建は家康だが、完成させたのは家光といえる。
唐門は切妻造の四脚門で、堂々たる唐破風や極彩色の彫刻が特徴。
同時代の唐門の中では国内最大級といわれている。

   
 櫓門の先に本丸  天守閣跡への階段

   
 天守閣の石垣 天守台から見た内堀 の西橋

   
   


京都からサンダーバードに乗り、2時間で金沢に着く。