2014年6月13日
職員旅行で、奈良の天理教大教会に参拝した。研修の一環で、天理の養徳院の見学もさせていただいた。
2日目は、奈良の飛鳥コースをサイクリングで回り、橿原神宮前駅から飛鳥寺、石舞台、高松塚古墳を見学し、
橿原神宮前駅に戻り、西の京駅まで電車に乗り、唐招提寺に見学をした。
陽気は幸せの種 | 天理教大教会 |
天理教大教会 | 橿原神宮前 |
持統天皇の歌 | 飛鳥寺 |
飛鳥寺は、蘇我馬子が596年に創立した蘇我氏の氏寺で、日本最古の本格的寺院でもある法興寺の後身である。
本尊は「飛鳥大仏」と通称される釈迦如来「法興寺」「元興寺(がんごうじ)」「安居院(あんごいん)」などの呼び名もあり、
平城遷都の際に奈良に移され、奈良市の南都七大寺の1つにも数えられる。
飛鳥大佛 | 寺の庭 蘇芳色(すおういろ)をしたポストもある。 |
ご本尊・釈迦如来坐像(飛鳥大仏) | 右側からみた大仏 |
大仏を左方向、左方向で見ると、表情が違って見えるというので、それぞれの方向から写真を撮った。
確かに、右から見ると、表情が厳しく、左から見ると、穏やかに見えた。
正面から見た大仏 | 聖徳太子孝養像 |
聖徳太子孝養像は室町時代の木像で、太子の父である用明天皇のご病気回復を祈願されている、太子16歳のときの姿といわれる。
阿弥陀如来 坐像 | 本堂の先、通路から見られる庭 |
通路から庭を眺める。 | 御堂の中にある釣鐘 |
全盛期には、中心に五重塔と3棟の金堂が建ち、その周囲をグルリと回廊が取り囲む、とても壮大な大伽藍だったそうである。
仏頭 | 釈迦如来像 |
本堂の裏側、中庭に面した場所に仏頭が掲げられていた。
地蔵尊・勢至菩薩・深沙大将 | 大黒天 不動明王 |
蹴鞠 | 鐘楼 |
飛鳥寺に伝わる蹴鞠が展示されていた。大家の改新へとつながる歴史的な出会いを演出した蹴鞠
中大兄皇子と中富の鎌足が、飛鳥寺で蹴鞠に興じたという逸話がある。
万葉歌碑 |
境内にある万葉歌碑は昭和12年辰巳利文氏を願主として建立、佐々木信綱博士の筆による
山部赤人の長歌を、近藤文麿氏の筆による寡額が刻まれ、昭和の国宝的存在である。(パンフレット)
飛鳥の風景 | 入鹿首塚から見た飛鳥寺 |
遺跡跡 | 飛鳥寺本堂 |
石舞台古墳の 側面 |
石舞台古墳は、奈良県明日香村にある古墳時代後期の古墳。1952年3月29日、国特別史跡に指定される。
元は土を盛りあげて作った墳丘で覆われていたが、その土が失われ、巨大な石を用いた横穴式石室が露出する。
背面 | 出入り口 |
石舞台古墳の30数個の岩の総重量は約2300トン、特に天井石は約77トンとかなりの重量だそうである。
築造は7世紀の初め頃と推定され、元々は1辺約55メートルの方墳だったとされているが、早い時期に古墳上部の
盛土が失われ、現在は巨大な石室が露出した姿となっている。
この石舞台古墳に埋葬された人物は不明だが、6世紀後半にこの地で政権を握っていたという蘇我馬子が有力視されている。
内部 | 石舞台古墳の前で |
農村レストラン「夢市茶屋」 | 古代米御膳 |
ログハウスのような雰囲気のあるレストラン「夢市茶屋」で古代米御膳を食べる。
古代米は少し塩味がきいていて、おこわのような食感である。なかなかおいしい。
から揚げも美味しくて、満足である。
花 四神 | 高松塚壁画館 |
四神とは、高松塚古墳やキトラ古墳の石室の壁に描かれた四つの聖獣たちです。
石室を守るように、それぞれ東西南北に描かれています。
その四神たちを「花*四神」として草花で飾りました。壁面から飛び出した四神たちをどうぞご覧ください(看板より)
高松塚古墳は、奈良県高市郡明日香村に存在する古墳。藤原京期に築造された終末期古墳で、直径23m及び18m、
高さ5mの二段式の円墳である。1972年に極彩色の極彩色の貴人、麗女たちの衝撃的なデビューで有名になった。
2009年に本来の形状に復元され、一般に公開されている。高松塚古墳は1972年、発掘当時の忠実な模写がある。
古墳そのものは壁画館に隣接し、保存されている。人物、四神、日、月、星宿を描かれた、美しい壁画模写にお目にかかれる。
文化庁は2004年、壁画の現状を撮影した写真集を作製。カビなどで劣化した様子を朝日新聞が報じ、問題が表面化した。
同庁の調査検討会は10年、劣化原因について、同庁の保存・カビ対策の不備や監視体制の欠如など「複合的な要因」を
指摘する報告書をまとめている。
高松塚古墳 | 唐招提寺玄関 |
高睦塚古墳から橿原神宮駅まで、自転車に乗り、レンタサイクルを返す。
西の京駅まで電車で行き、時間があまりないので、唐招提寺と薬師寺とどちらにするかで、
幹事の希望で、唐招提寺に行くことになった。
戒壇院東側 | 国宝 金堂 |
唐招提寺は、奈良市五条町にある鑑真が建立した寺院。南都六宗の1つである律宗の総本山である。
本尊は廬舎那仏、開基は鑑真である。中国・唐出身の僧鑑真が晩年を過ごした寺であり、
奈良時代建立の金堂、講堂を始め、多くの文化財を有する。
金堂内には本尊・蘆舎那仏坐像、右に薬師如来立像、左に千手観音立像が安置されていて、すべてが国宝である。
「唐招提寺」の文字が刻まれた鬼瓦 | 開山堂 |
開山堂で、鑑真和上坐像の身代わり像が安置されていて、公開されていた。
ガラス張りになっていたが、写真を撮ってはいけないことになっていた。
参道 | 鑑真和上廟 |
境内の北東、一番奥に鑑真上人の御廟がある。
宝蔵 | 唐招提寺金堂の大棟の端にそびえる鴟尾(しび) |
宝蔵は、経蔵と共に立つ校倉(あぜくら)である。唐招提寺の創建と合わせて建てられた
西ノ京駅 | 西の京駅ホーム |
西ノ京駅から電車に、宿泊する雄琴温泉に向かった。