メルボルン 

2016年2月26日~3月3日

海外研修でオーストラリアのメルボルンに行く。メルボルンで4泊し、機内泊をを含めて7日間の日程となる。

研修の始まる前や終わった後の合間に職員交流も含めて、メルボルンの街歩きもできた。
   
 成田空港 シンガポール航空に乗る。 

26日朝、5時半の調布発成田行きのバスに乗り、7時頃には成田に到着。

集合時間が9時で、時間がたっぷりあるので、朝食を食べたりして時間をつぶす。

   
 シンガポール  シンガポールにて

11:05時発のシンガポール行きの飛行機に乗る。17:45にシンガポールに到着。

シンガポールで夕食を食べたりしながら、時間を待つ。食事をするのに使えるカードを買わなければならないのだが、

なかなかうまく通じない。クレジットカードで買おうとしたが、日本円でも買えるよとしきりに話をしてきたようだ。

21:20発のメルボルン行きの飛行機に乗る。飛行機内でも機内食がでて、遅い夕食を再度食べることになる。

   
 シンガポール  シンガポールのキャビンアテンダント

機内では新しい映画もテレビ画面で見えたので、見ながら過ごす。

シンガポール航空のキャビンアテンダントの制服が印象的である。

メルボルンに着く前に、また機内食が朝食として出る。

   
 メルボルン空港でのボディチェック 空港前 

メルボルンには、翌朝の7:30頃に到着。ボディチェックを受けたり、薬物の取り締まりで、

警察犬にスーツケースのにおいをかがされたりした。

旅行会社の方が空港まできており、ホテルまで案内をしてくれる。

   
 サザンクロス駅 ホテル入口 

泊まるホテルは、「バットマンズ・ヒル・オン・コリンズ」。列車や長距離バスの発着所にもなっているサザンクロス駅が

すぐ目の前で、ホテルの隣には深夜まで営業するスーパーIGAがあり、また酒屋やコンビニもすぐ近くにあった。

チェックインをした後は、その日は自由行動だったので、近くを散策した。機内泊で疲れていたので、休むこともできたが

せっかくオーストリアまで来たのだから、街歩きをしてみることにした。

道路は、横断歩道の真ん中の横の線がないのが日本と違った。道路も広いのに、青から赤に変わるのが早い。

車は右ハンドルで、左側の車線を走っているので、日本とはあまり変わらない。

   
 トラム発着場  メルボルンのビル群

メルボルンはオーストラリアのビクトリア州、南東部南緯38度 東経144度に位置する。

気候は一年を通し、乾燥しており、12~3月の夏の平均気温は24~26度で、雨が少なく、

日照時間も長く、夜8時頃でもまだ明るいという日が続き、カラッとしているので過ごしやすい。

南半球では、太陽は東から昇り、西に沈むが、北を通るのである。

北を見ているので、右側が東になり、空を右から左に動いているように見える。

   
 ヤラリバー  カヌーに乗っていた

日程は2月の終わりから3月の初めで、メルボルンは8月の終わりころである。夏の終わりの時期だが、

メルボルンは、天気が変わりやすいことで有名で、「1日の中に四季がある」とよく言われる。

日本との時差は1時間でメルボルンが進んでいる。夏時間採用時(10月最終日曜日~3月最終日曜日)の時差は2時間である。

涼しくて、長袖がいいと思っても、半そで短パンの人も多かった。

   
川沿いを散策  橋 

ヤラリバー沿いは遊歩道になっているので、歩いてみた。

結構走っている人もいたり、オリエンテーリングで道を探している人もいた。

体形の大きい人も目立った。いろいろな人種が行きかっている様子だった。

   
   ヘリコプター

街の近くにヘリコプターの発着場があったので、驚いた。

   
   

   
 クラウンカジノ グランドホテル 

コリンズ・ストリートとキング・ストリートの交差点(ヤラ・リバー沿い)にある巨大カジノ。

ホテル、劇場、映画館、レストランにブランド・ショップまではいった一大総合施設。

   
 「バットマンズ・ヒル・オン・コリンズ  ホテルの前をトラムが走る

   
 サザンクロス駅構内  

メルボルンは移民の街としても知られ300万人以上の人口のうち約4分の1を占めるのは、世界各国170の国から集まった人々。

彼らはそれぞれの文化をあちらこちらで展開させているので様々な異国情緒を感じることができる。

   
 サザンクロス駅構内  サザンクロス駅の寿司を売っている店。

   
ウサギなどの形をしたチョコ   サザンクロス駅構内からホテル側の眺め

   
 ホテル入口で絵を描いている。 ホテルのランチ(魚) 

サザンクロス駅近くでは、絵を描いている人が多く、ホテルの入口でも絵を描いている人がいた。

昼食は、泊まるホテルのレストランで食事をする。

   
 カジノ  

午後は参加者と一緒にメルボルンの市街地を歩く。最初にカジノの中を見学する。

ゲームエリアへの入場は18歳以上に限られていますので、若い人はパスポートの提示を求められていた。

私は若く見られないので、すんなり通過。

   
 川沿いでバーべキューをしていた。  フリンダースストリート駅

   
 ブロックアーケード ブロックアーケード 

ブロックアーケードは19世紀後半のビクトリア時代を象徴するアーケード。

   
 ブロックアーケード入口 人形 

ブロックアーケードの天井は、細かい加工を施された金属でアーチが組んである。

   
 ブロックプレイス  

ブロックプレイスは、ブロックアーケードの中から左手側にある。

脇の小道(レーン)。メルボルン市内にはたくさんのレーンがあり、観光客の憩いの場にもなっている。

小道に並んだカフェはオーストラリアのカフェ文化の立役者。メイン・ストリートにある大きなデパートや

チェーン店とはひと味違った個性的でオシャレなカフェや雑貨屋さんがある。

   
路地裏の カフェ ロイヤルアーケドのモザイクタイル 

ロイヤルアーケードは、 Little Collins St側にある。1870年に開業。

メルボルンで最も古いアーケードの一つであるロイヤルアーケードは、ナショナルトラストに指定されている。

バークストリートとリトルコリンズストリートを結ぶちいさなアーケードだが、黒と白のモザイク模様の床が印象的で、

ドーム型の天井から入る柔らかい日差しが雰囲気をだしている。

   
 リトルコリンズ側の出口になる ストリートで演奏 

アーケードにはGaunt’s Clockがあり、その時計の両側にゴグ(Gog)とマゴグ(Magog)という

二人の巨人によって15分ごとに鐘を鳴らして時を知らせているとのこと

   
 エスプレッソを飲む。  ビクトリア州議事堂

街を歩く途中で、道路沿いの外のカフェでコーヒータイムにする。

   
 キリスト像  セントパトリック大聖堂


セントパトリック大聖堂

「セントパトリックス大聖堂」は、80年以上の歳月をかけて建設され、1939年に完成したカトリック教会。

オーストラリア最大のゴシック建築としても有名である。高さ約103メートルの高い尖塔は、遠くからでも眺められる

外観はブルーストーンとよばれる石でできている。

   
  結婚式の記念撮影 

「セントパトリックス大聖堂」の前でウエディングの写真撮影をしていた。

中にも入れたので、入ってみた。とても高い天井と広い空間になっていた。

   
 結婚式の記念撮影  聖堂内

   
 絵  ステンドグラス

   
   祭壇


祭壇の後ろにも回廊のように一回りできるようになっている。

   
   像

部屋がいくつかに分けられていて、聖母マリア像が祭られている。

   
 王立展示館(ロイヤルエキシビションビル)  王立展示館の入口

王立展示館とカールトン庭園は1880~1888年にかけて建築されており、世界万博の為にロマネスク様式と

イタリア・ルネッサンス様式、ビザンチン様式などを組み合わせて造られ、2004年に登録されたばかりの世界遺産。

1880年にはメルボルン国際博覧会が行われており、1888年にはオーストラリア植民地生誕百周年記念国際博覧会が

開催されているので、この二つの為に凝った建築にされている世界遺産。

これが世界遺産なのかという声も上がっていた。建築に興味がないと世界遺産に見えない。

   
   自転車置き場

   
 バス  長い車



旧メルボルン監獄

   
   監獄として使われていたころの正門

   
 入口 監獄内 

メルボルン監獄は、1842年から1929年までにここで135人が処刑された。拷問道具、処刑道具が展示され、

実際に使用されていた独房が公開されていた。ゴールドラッシュによる移民の増加とそれに伴う犯罪の増加。

比較的軽い犯罪者の短期収容施設として、メルボルン監獄は建造された。

   
   

3階建ての刑務所では、拷問道具や処刑道具が展示されていたり、囚人のデスマスクが並び、その物語が記されていたりした。

ただ、すべて英語で書かれているので、内容はなかなか理解できない。

   
 監獄で使われた道具  2階から3階

白い被り物は、囚人を外に出すとき、囚人同士で話をしないようにさせるためにかぶせたそうである。

その隣の鉄のマスクは懲罰のためにかぶせたそうだ。

1階から3階まであり、最初に収容されるとまずは1階の狭い独房に入ることになり、

その後態度が良好だと2階へ、さらに3階に移ると独房ではなく、共有になるようだ。

   
 絞首台  

絞首台は、別に囲みもなく、2階の廊下の隅の床が下へ開くようになっている。

貧しい者の味方の銀行強盗、あのネッド・ケリーが処刑されたのもこのメルボルン監獄。館内には、彼のデスマスクも展示されている。

   
 多くの人でにぎわう  イベント会場

土曜日のためか、ホテルに向かう途中の通りではイベントが行われていたのか、人でにぎわっていた。

「オーストラリアの中のヨーロッパ」ともいわれているメルボルン。

街は、NYや京都と同じように碁盤の目のように真っすぐな道でできている。

   
中華街入口  

   
人がほとんどいない 路地 セブンイレブンが多かった 

大通りは人が多かったが、路地によっては、人がほとんどいない通りもあった。

コンビニはセブンイレブンがあちこちにあり、目立った。

   
 夕食 グレートオーシャンロードバス 



メルボルンの夜は、南十字星が見えた。オリオン座も見えた。

メルボルンは夏なのだが、この時期にオリオン座が見えるのだということが分かった。

夕食は、カジノの隣にあるフードコートで買って食べた。

   
 アイスクリームの店 フードコート 

   
 チョコやケーキの店 サザンクロス駅でPTカードを2日分のカードを買う 

   
 電車に乗る。  リッチモンド駅

リッチモンド駅から歩いていくと、郊外の街という印象である。

空き家が目立ったり、ごみなどもよく落ちていた。この辺でも家の値段は高いのかもしれない。

   
カフェ  ベリーストリートオフィス 

予定より早めに研修場所までついたので、途中のカフェで、コーヒーを飲む

   
ベリーストリートオフィス 入口  事務所 

   
研修風景  南十字をかたどる

研修を受けている間にモーニングで軽食のパンをいただいて、昼の時間になるとランチも出て、食べた。

タクシーで移動して、レジデンシャルケアの施設を見学させていただいた。

   
施設見学   

   
   

   
   

   
   

   
 電車でも自転車の持ち込み可。  フリンダース・ストリート駅 構内

メルボルンでは、自転車をもって、列車に乗る人も良く見かけた。

   
 ATM  セントポールズ大聖堂

   
フリンダース・ストリート  フリンダース・ストリート駅 

歴史的建造物に認定されているエドワード王朝風のフリンダース・ストリート駅舎はメルボルンのシンボル

駅前はトラムのターミナルにもなっている。

   
トラム  パブでビールを飲む 

一日の研修が終わったので、パブに入ってビールを飲む。

   
   

   
 カフェバー  トラム

   
   レストランの夕食

夕食を食べた後の夜は、カジノの近くのパブリックパブでワインを飲む。

このあたりは、夜遅くまで営業しているパブが少ない。やっと探して交流を深める。

働く人も早く帰って自分の家で飲むのかなと思った。夜8時近くになっても明るい。

参加者からは衝撃的な話も聞いて、盛り上がった。

   
レストランの夕食   クイーンビクトリアマーケット



クイーンビクトリアマーケット

翌朝、早く起きて、研修前にクイーンビクトリアマーケットに行き、見学をした。

クイーンビクトリアマーケットは、1878年創業の歴史あるマーケット。600 軒以上の屋台がひしめき、

新鮮な野菜、魚介類、衣料品、土産物、雑貨など、ありとあらゆるものが売られている。

屋外市場としては南半球最大の規模である。

   
市場の中   

マーケット(市場)の場内はとても広く、生鮮食品のエリア、デリ(惣菜)のエリア、ファッション用品のエリア、

お土産品を扱う店が集まるエリアなど、いくつものエリアに分かれている。

   
  ミートパイ 

ミートパイを買って、食べた。

   
 アナと雪の女王のクッキー 果物 

   
 肉がぶらさがる 魚屋さん 

   
肉屋さん   カフェ

カフェで、コーヒーを買って、帰り道は飲みながらホテルに戻る。

   
市場の駐車場からの眺め   電力会社 電気のコンセントマーク


DHS ダンデノンオフィス(行政機関

   
 DHS ダンデノンオフィス(行政機関)の建物 ダンデノン駅前の建物 


   
  DHS ダンデノンオフィス(行政機関)   DHS ダンデノンオフィス(行政機関)


キーアセット

話を始める前にアボジリニに感謝の言葉を述べられた。

   
キーアセット  キーアセット 

   
 予算の使われ方  

   
キーアセットの庭   グランドホテルの食事(夕食)


夕食のステーキは柔らかくておいしかった。

   
お化け屋敷  お化け屋敷 

メルボルン滞在の最終日は、帰国するためのお土産を買いに出る。

歩いていくと、お化け屋敷があったり、学校もキリスト教の建物があったりした。
 

   
インデペンデントスクールビクトリア   

インデペンデントスクールとは私立学校の一つである。
オーストラリアは各州政府の自治の強い連邦国家であるため、教育制度は州によって異なる。
伝統的なイギリス方式が主流を占めるが、州により独自の教育改革も行われている。ビクトリア州においては、
6歳から17歳までが義務教育年齢と規定されているが、多くの子供が4歳より就学前教育(プレップや幼稚園)に通う。
公立校(州立校)には、小学校とセカンダリー・カレッジ(中高校に相当)、そして職業専門学校(TAFE)がある。
私立校は、イギリス流の伝統を持つグラマー・スクール、キリスト教系の厳格なミッション・スクール、
またリベラルな校風のパブリック・スクールと多様である。多くの私立校では、幼稚園から高校までの一貫教育が行われている。
セカンダリー・カレッジの最終学年である12年生は、ビクトリア州の教育修了資格(VCE)を取得するための試験を受け、
この結果と学校での出席日数、学業成績の結果に基づき、進学先が決定される。
義務教育は6歳から17歳までで、中等教育で中学高校と一緒である。

   
教会   

メルボルンもキリスト教を感じる建物が多い。キリスト教がしっかり根付いているのを感じた。

   
ギリシア料理  ロイヤルアーケドのベルギーチョコ専門店 

欧米風の肉食料理に飽きていたので、昼はギリシア料理を食べようということになった。

   
 消防自動車  メルボルン空港

3月2日、14時にホテルに集合し、メルボルン空港に向かう。16:40発の飛行機に乗る。

   
 機内食  飛行機からの眺め

   
 シンガポール 成田に近づく

帰国もシンガポール経由で戻る。次の日の朝、7時半に成田空港に着く。

研修も充実していたし、職員交流で、街歩きや観光もできて、異国の風景に触れることができ、刺激の多い旅となった。