2012年8月
調布駅は京王線と京王相模原線の分岐駅であり、交通の要所である。この駅は、立体交差にしないで
平面交差で双方の電車を捌いていたが、2012年8月19日、京王線・調布駅付近連続立体交差事業に伴い、
調布駅は地下駅へ切替が行われて、長年使用された地上駅はその役目を終えた。
地下化される前に調布駅を走る地上の電車を撮影した。
調布駅から出る電車 | 分岐の組み合わせ |
京王線・相模原線の各方面への分岐と、調布駅の各ホームへの分岐が合わさって、分岐の組み合わせになっていた。
地上時代の調布駅は、島式ホーム2面4線の地上駅で、駅舎は地下化工事のため2008年から仮設橋上駅舎になっていた。
以前は地下の通路からホームに行き来する形だったが、地下化工事のため、最後の数年間は2階部分の橋上駅舎からホームに下りてくる形になっていた。
駅のホームでは写真撮影をしている。 | 橋本方面からの電車 |
相模原線が平面交差で分岐していたため、橋本方面から来た上り電車は、京王八王子方面へ行く下り線を超えて3番線に入るため
京王八王子方面への出発と橋本方面からの到着が同時に行えず、2番線から出発する京王八王子方面への下り電車が通り過ぎるまで、
橋本方面からの上り電車は調布駅手前のカーブで停止して信号待ちをしなくてはならなかった.。
京王八王子行の電車 | 橋本行の電車 |
また、橋本方面からやってきた相模原線の調布止まりの各停が、そのまま折り返してまた橋本方面へ行く場合、
調布の新宿方にある渡り線を使って下りの線路へ転線していた。しかし調布には折り返しのための引き上げ線がなかったので、
本線上に停止して折り返し (エンド交換) をしていた。これが調布駅と布田駅の間の開かずの踏切を作っていた。
この調布駅から東寄りの踏切を通勤でいつもわたっていたので、待たされることが多かった。
地下化されても、しばらく、踏切が近づくと閉まらないように、急いで渡ろうとしていた感覚がなかなか抜けなかった。
いずれにしても調布駅周辺の踏切はなかなかあかなかったのである。そのため、地下化がすすめられたのである。
よさこい祭り
2012年よさこい祭り |
調布駅から布田駅までの旧甲州街道沿いと布多天神社で、よさこい踊りを中心としたイベントを開催も10回目となる。
その旧甲州街道、調布駅から布田駅の街道沿いで3つの商店会と共同で開催しているとのこと。
観客と踊り手との距離が近く、観客が踊り手に声援を送るなど、アットホームな雰囲気も自慢のひとつのようである。
相方が踊るというので、見に行ってきた。
よさこいの特徴は「鳴子」と呼ばれる楽器を持ちながら披露する個性あふれる踊りである。当日は、旧甲州街道(調布〜布田間)を
車両通行止めにし、約650メートルを歩きながら踊る「流し踊り」や2カ所で「定点踊り」を披露する。
1981(昭和56)年から26回にわたり開催された「調布ふるさとまつり」の見直しを機に、地元商店会と
地域のよさこいグループを中心に実行委員会を結成。名称を「調布よさこい」に改め、今年で10年目を迎えた。
「東京サンレーヴス」の選手も歩く |
参加するのは全28チーム約700人とのこと。「スポーツ祭東京2013」のマスコットキャラクター「ゆりーと」とボランティアで結成した
チームや、地元の東京プロバスケットボールチーム「東京サンレーヴス」の選手やチアダンサーも参加するとなっていた。