土合駅 

2015年7月10日


   
 TOP水上キャンプ場 キャンプ場近くで見た花 

水上でラフティングをして、TOP水上キャンプ場のバンガローで宿泊。

翌日は谷川岳の麓をハイキングしたが、その向う途中で土合駅があったので、中に入ってみる。

   
土合駅  モグラトンネルを下る

土合駅は山あいの小さな無人駅で、上り線は地上のホームなのだが、下り線のホームが駅舎から階段を462段も降りた

日本で最も駅舎とホームが深く離れている駅。標高差70.7mだ。地中深くにある「日本一のモグラ駅」である。

   
JR上越線土合駅下り線ホーム 土合駅の看板 


1931年に上越線の水上―越後湯沢間が単線で開通(現在の上り線)。1967年に新清水トンネル開通

により複線化を果たすが(現在の下り線)、 土合駅を通過する場所がトンネル内であったために、

現在のように地下から地上に上がる長い階段が出来たと言う。

   
トンネル内部  ようこそ日本一のモグラ駅へ 

ようこそ日本一のモグラ駅へ。下りホームから地上改札口へは、長い階段を登って行く。この階段は、338m462段ある。

さらに連絡通路を143m歩き(その内階段24段)、改札口に到着。ここからトータル481m歩く。所要時間は約10分要する。。

 
 



一ノ倉沢周回ハイキングコース

   
ハイキングコース入口近くの沢  一ノ倉沢をみあげる。 

一ノ倉沢周回ハイキングコースを湯檜曽川にかかる土合橋脇の車道を入る所から新道を歩き始めた。

新道からマチガ沢分岐を越え、一ノ倉沢分岐を左に行き、急坂を登り、一ノ倉沢出合に出る。

雨が降り出してきたので、傘をさしたが、結構な量の雨だったので、ズボンとかはびしょ濡れになる。

一ノ倉沢出合には30台ほどの駐車場と水洗トイレが完備し、ベンチが複数設置されている。

「一ノ倉」と呼ばれる理由は、当地の方言では岩や岩壁のことを「クラ」と呼び、

谷川連峰随一の岩壁であることから この名が付けえられた様。

一ノ倉沢出合からは、旧道を通って、マチガ沢出合から谷川岳ロープウェイ土合口駅に着いた。

谷川岳ロープウェイ土合口駅から舗装された車道(旧国道・清水街道)が一ノ倉沢出合まで通じている。

   
川が増水 マチガ沢出合 

清水峠越えの道は、1881年(明治14年)に、清水街道として着工され、1855年(明治18年)に完成した。

開通後、土砂崩れで通行止めとなり、豪雪地帯ゆえの雪崩の多さのため道は寸断されてしまい、廃道の一途を辿る。

現在でもその名残として、国道291号線が清水街道として名前を留めている。混乱しやすいが、「新道」が清水峠を

越える古くからの道で、旧国道(清水街道)と書かれているのが、明治18年に完成した道のことだそうである。