堂ヶ島 

2017年6月9日

   
 堂ヶ島ニュー銀水  夕食

職員旅行で西伊豆に行き、宿泊したのは「堂ヶ島ニュー銀水」というホテルである。

   
ホテルからの眺め  つぼ沢海岸 

早朝に早く目が覚めたので、ホテルの下に下りてみた。広がるつば沢海岸は入江状になっている。

   
 断崖絶壁になっていた。  ホテルからの眺め

入り江状の風景から右方向に出ると断崖絶壁もみえた。

   
遊覧船の発着場   天窓洞を上から望む

堂ヶ島マリンの遊覧船は波が荒いということで運航中止になっていた。仕方がないので、
天窓洞を上から望むコースを歩く。堂ヶ島の岸壁は、波によって浸食された海食崖(かいしょくがい)が
続いているが、その崖には更に脆い部分が削られて形成された洞窟、海蝕洞(かいしょくどう)が見られる。
その長さは147m。

   
トンボロ現象  三四郎島 

天窓洞の見えるところからさらに上に登っていくと遊歩道の一番高い所の展望台に着く。
三四郎島は、写真中央奥、沖合200メートルほどのところにある3つ(もしくは沖ノ瀬島を入れて4つ)の
島の総称。重なって見えるのでわかりにくいが、手前から象島(伝兵衛島)・中ノ島・高島となっている。
三四郎島やトンボロ現象で島とのつながりが見えた。潮位が50センチ以下の日、干潮前後に「象島」と
陸の間に長さ250メートル・幅30メートルの「トンボロ」(陸地と島をつなぐ砂州)が出現。
干潮になると約30メートルの浜ができ、足を濡らさずに三四郎島まで渡ることができる。
また満潮時には、水面下に隠れてしまいその上を小さな舟が往来することができる。

   
 亀岩と蛇島(じゃしま)  

手前の突き出た白い岩は、亀に似た「亀島」。その向かいは、変形した地層が蛇のウロコの
ように見える「蛇島」、背後が稗(ひえ)三升で売買されたといわれる「稗三升島」

   
断崖絶壁  断崖周辺でスリルを味わう 

海底火山の噴火にる堆積物が隆起し、波浪等による浸食が特異な地形を生み出している。
異なった地層を見ると地質が堆積していることがわかる。
水の侵食の跡が残るそそり立つ断崖!白い凝灰岩と青い海との対比が迫力のある光景である。

   
砂岩質の白い岩肌   

砂岩質の白い岩肌が特徴的である。