道頓堀 

2014年6月14日

大阪で大学時代の同窓会が開かれたので、参加した。

前日は職員研修で、雄琴温泉に泊まっていたので、当日は彦根城を観光してから、大阪に向かった。

   
道頓堀橋より上流側を望む   グリコの看板

会場が道頓堀川に沿ってある「かねよし旅館」である。16時過ぎに

難波駅で降りて、道頓堀川に沿って歩き、旅館に向かった。

   
 宗右衛門町の看板 松竹芸人 団長CAFE 

旅館で宴会後、みんなで、夜の道頓堀に出た。土曜日ということもあって、すごい人でにぎわっていた。

道頓堀は大阪ミナミの東西基軸となる道頓堀通の両側町で、南は難波新地と千日前、北は道頓堀川を挟んで島之内の

宗右衛門町や久左衛門町に接する。

   
ぼんくら家   金竜ラーメン

道頓堀の名は、慶長17年(1612)に私財をなげうって川を開削した安井道頓(やすい・どうとん)の名前に由来。

その後、幕府の都市計画によって道頓堀の南側に大坂中の芝居小屋が集められ、47軒の水茶屋が許可されて

長らく日本の芝居の本場として栄えた。芝居に大勢の人が集まってくると、食べ物屋も自然に繁盛した。

現在、芝居小屋は戎橋近くの松竹座だけが残っているが、飲食店は道頓堀通りの北側にさまざまなジャンルの店が軒を連ね、

一年中賑わいを見せているとのこと。

   
くいだれ人形   「カール」の巨大看板

道頓堀をぶらぶらしながら、たこ焼きを食べたり、飲み物を買って飲んだりしながら歩く。

   
かに道楽本店   トンボりリバースクルーズ

   
 戎橋南西袂のグリコネオン 法善寺横丁 

法善寺横丁の中心、法善寺(水かけ不動)は一日中線香の煙がただよい、香りがしみついているといわれる。


   
 法善寺 夫婦善哉 

織田作之助の小説「夫婦善哉」の舞台として知られ、歌謡曲「月の法善寺横丁」にも歌われた。

   
水かけ不動  法善寺 

「水かけ不動さん」の名で親しまれている不動明王は、商売繁盛、恋愛成就などさまざまな願いをこめて、

お詣りの人がかける水で、いつもヌレヌレと苔むしている。法善寺横丁は浄土宗天龍山法善寺の境内の露店から発展。

戦火をくぐり抜けた不動尊は、願いを込める人たちがかけた水で、全身に緑の苔がびっしり。

   
 法善寺横丁  法善寺


法善寺横丁を抜けて、旅館近くに戻ってきて、川沿いに座って、近況を同窓生としばらく話をして過ごして、旅館に戻る。