2009年9月6日〜7日
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9/6
12:00 五合目駐車場 12:35 六合目 13:25 七合目 花小屋 14:35 八合目 15:15 元祖室小屋 |
9/7
02:25 元祖室出発 03:35 九合目 04:40 山頂 05:13 ご来光 05:55 剣が峰 06:50 登山道入口 09:15 九合目 |
ご来光
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富士山に登った。今までは、富士山は観光化されていて、人が多いというイメージがあって、
そんなに登りたいと思っていなかった。しかし、急に娘が富士山に登りたいと言い出したので、
よい機会かなと思って登ることにした。
富士山はやはり、人が多く、人気の高さを思い知った。9月でシーズンを過ぎているし、
日曜であるし、土曜ほど混まないと思っていたが、たくさんの人が登っていた。観光化されているためか、
ツアー客や外国人も多かった。
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駐車場手前から歩き出す
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五合目駐車場から富士山を見る
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富士スバルラインで、河口湖口5合目まで車で行ったのだが、駐車場はいっぱいで、渋滞になっていた。
五合目の駐車場まで行かないで、手前の駐車場に車を置いて、そこから歩き出す。
高度が高いので、いきなりスピードをあげると高山病の影響があると思い、最初ゆっくりのペースで歩く。
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河口湖口五合目ターミナル
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河口湖口スタート地点
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歩き始めていくと下りてくる人たちがたくさんいて、結構疲れたような顔をしている。
我々も、明日はあんな感じかなと言いながら登っていく。外国の家族連れの人とも時々、
一緒になり、どこまで登るのだろうと思っていたら、離れてしまい、それからは会わなかった。
下山してくる人は馬に乗っている人もいて、馬糞もところどころに落ちていた。
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登山道吉田口(泉ヶ滝)
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河口湖コースは富士登山道の中で最も観光開発が進んでいる登山道である。
そのため、登山者も多く、小屋もたくさん途中にあり、9月のこの時期でも開いている。
6合目で富士吉田口、8合目で須走口登山道と合流して山頂に至る。
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岩場、鎖場
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小屋を見下ろす
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だんだん雲海が下に見えるようになり、雲の上だねと言いながら歩く。
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鎖場
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雲海の上
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雲海風景
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八合目白雲荘
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小屋から登ってきたところを振り返る
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元祖室(3250m)に到着
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我々は8合目にある元祖室に宿泊。小屋に泊る人も多く、満室ではなかったが、布団をびっしりくっつけられ、
つめこめられて、身動きがとりにくい中での就寝であった。今回、夜行日帰りにするか、
小屋泊まりか迷ったが、娘がご来光を見たいということでしかも山にほとんど登ったことがないのが一緒である。
いくら登山道が整備されていても、それでいきなり富士山を日帰り夜行ではきついと思って、小屋泊りにした。
そこで、小屋がいくつかある河口湖のコースを歩くことにしたのである。
それでも9月と言ってもあなどれないのであった。人が結構歩いていた。
小屋は雑魚寝状態で、寝付けないので、横になって、休む感じである。
咳も治まらない人もいて、つらいだろうなと思った。2時前から動き出している人がいる。
寝れないので、2時頃には起きて、動き出すことにして、2時半近くに小屋を出る。
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日の出前
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白岳
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未明に山頂にむけて登り始め、夜景がきれいであった。ツアーや人が多くライトをつけながら歩いているので、
ライトの道が出来ていて、明るくて、自分のライトはつけなくても歩けてしまうのである。
吉田口の山頂についてからは、ご来光はどのあたりがいいかなと思いながら、場所定めをしながら歩いた。
ご来光は金星の下からでてくるので、岩場のよい場所があったので、そこで、ご来光を待つことにした。
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大日岳
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日の出直前
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ご来光が登る時は、きれいで、歓声があがった。
あっという間の出来事であるが、写真を何枚か撮った。
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ご来光
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ご来光
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御来光と山中湖方面
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ご来光を楽しむ
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今回は、小屋で泊ったのだが、寝付けなかったこともあって、二日目に山頂に登る時、
低酸素のためだとも思うが、吐き気や頭痛も少し感じる。しかし、山頂でご来光を見たり、
お鉢めぐりをしているうちに、頭痛なども感じなくなっていた。
吉田口の山頂からは剣が峰は反対側になる。
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お鉢の向こうに剣ヶ峰
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剣が峰に向かう
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時計回りにお鉢めぐりをする。お鉢を挟み真向かいに日本最高峰の剣ヶ峰(3776m)がみえる。
火口の直径は久須志神社から富士山特別地域気象観測所(富士山測候所)まで780m、
火口の深さは200m以上あるそうだ。
行く手に聳える大日岳を左に巻き、歩く。御殿場口コースの入口を通り、富士宮口コース
合流点の少し先から砂礫の急斜面、馬の背を登り剣ヶ峰に登った。
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富士宮繰りの山頂
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富士宮口
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剣が峰と馬の背
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元気象測候所
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剣が峰で記念写真
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南アルプス
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日本最高所の剣が峰に上って、記念撮影をする。登ったと言う充実感と展望のよさで満足。
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八ヶ岳がみえる
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本栖湖と南アルプス
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剣ヶ峰 元測候所の近くに展望台があって、登ってみた。
富士山の方が高い位置にあるので、見下ろすような感じになっていた。丹沢や中央線沿線や
箱根の山々もここからだと見下ろすような感じなので、立体感がいつもと違ったようにもみえる。
南アルプスが見え、奥に北アルプスも見えた。
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展望台入口の階段
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剣ケ峰二等三角点の説明。
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元測候所
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剣が峰
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南アルプス方向
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影富士
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影富士もよく見え、剣が峰から北アルプスや南アルプスもよく見えた。
下山道は登山道とは違っている。登る時に真っ暗の中、登っていたので、下山道があるのに
あまり気づかなくて、下山する時にうっかりしていてそのまま登山道の所を下りてしまい、
下山道があるのが見えて途中で気づいて、そのまま下山道につながる道を歩いていき、合流できた。
地図はしっかり見なければならないのである。
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河口湖方向
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剣が峰を振り返る
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静岡県の駿河湾の海岸線や箱根の山々も見えて、あれが金時山だと思ったりしながら下山する。
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山中湖方向と山並み
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下山道
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娘は足に豆が出来たらしく、下りに時間がかかり、きつそうである。まだ登りはいいが、
下りになるとスピードがダウンしてしまっている。下山道は急なのもあって、歩きにくいようで、
道幅があるので、ジグザグで歩くと歩きやすいようで、人がいないところで、ジグザグに歩いていた。
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下山道
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こんな景色を見ながら下る
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娘は手足がむくれてきたと言うので、これも高山病の一種かなと思った。
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下山道
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展望を楽しみながら下山
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6合目から富士山をみる
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富士山に登るのは先のことだろうと思っていて、こんなに早く登るとは思わなかったが、
今回、天気にも恵まれて日本の最高所に立てて、いい思い出になった。