銀座大行進 

2015年12月6日


   
 日比谷公園の紅葉 記念撮影 

安保関連法(戦争法)の廃止を求める学生・学者・市民の共同行動(集会と銀座大行進)が行われるということで、

日比谷公園に行った。公園の中に入ると野外音楽堂ではすでに集会が始まっていた。

音楽堂の外では結婚した人の写真撮影などの風情があった。

   
 黄葉  ミサオ・レッドウルフさん

安全保障関連法に反対する若者団体「SEALDs(シールズ)」と「学者の会」は、

安保関連法を廃止するために来年の参院選に向けて野党共闘の必要性を呼び掛けた。

日比谷野外音楽堂に入ろうとすると、人でびっしり埋まっていて、立ちながら聞く。

遅れて入ったので、聞けなかったが、最初の方で、俳優の石田純一も登場し、

「世界一平和で安全な国をなぜ変える必要があるのか」などと訴えていたとのこと。

   
人がびっしり入っていた   くるみさん

くるみさんのスピーチ。「戦争は究極の消費活動。私たちの血税は膨大な軍事費につぎこまれ、相手国の人、建造物、文化を壊す。

何もうみません。生まれるとしたら、それは日本に向けられる苦しみと日本が狙われるリスクです」

「本当の絶望は声をあげなくなること。そうであるなら、私がここでから見えている光景は希望そのものです。」

   
 諏訪原健さん 佐高信 

会場の外では右翼の街宣車が妨害の騒音をがなりたてていたが、弁護士と警察が対応をしているので、

まきこまれないように言われた。諏訪原健さんのスピーチ「現実をみろというが、現実しかみないでいれば

社会はいいほうに変わらない。理想を持ち、それを現実の中でどう実現できるかを考えるのが政治」

評論家の佐高信さんは、[NEWS23」に出演しているジャーナリスト岸井成格さんを名指しで攻撃した新聞広告を批判。

「彼は戦争法を廃案にしろと主張しただけです。当たり前のことではありませんか」と話した。

   
志位共産党委員長   

政党からは、民主党の福山哲郎幹事長代理、生活の党の玉城でニー幹事長、日本共産党の志位和夫委員長がスピーチを行う。

志位氏は、安倍政権退陣、戦争法廃止、立憲主義回復のために「国民連合政府」を作ることを呼びかけ、来年の参院選挙では、

32ある一人区すべてで野党共闘をして、「全部で自民党を落とそうではありませんか」と訴えた。

   
古謝美佐子さん  「安倍ニモマケズ」 

沖縄出身の歌手、古謝美佐子さんがトークライブを行い、稲峰進名護市長と大竹しのぶさんのメッセージを紹介していた。

女優の大竹しのぶさんは、「自分の考えていることすら発言しにくくなっている今ですが、俳優として個人として

自分のことばを伝えられる人間でありたいと心から思います」というメッセージを寄せた。

 
集会後大行進 行進に出発 

   
   

日比谷公園を出発したデモの隊列は銀座の外堀通りなどを約1.5キロ行進し、鍛冶橋駐車場までである。

参加者はクリスマスシーズンでにぎわう銀座の街を「戦争反対!」「憲法守れ!」「選挙に行こう!」などとアピールしながら歩いた。

   
   

東京電力本店前も歩いたので、原発再稼働反対のコールもあがった。

   
   

外堀通りを銀座駅経由で行進をした。

   
   

鍛冶橋駐車場まで歩いて、銀座駅まで戻り、後続の更新している人たちを応援した。

   
   

   
クリスマスツリー   行進

   
 行進  ジャンボ宝くじの売り場も行列

年末なので、ジャンボ宝くじ売り場も行列ができていた。