権現岳 2715m   

2007年9月27日

もんちゃんと一緒に天女山から権現岳に登った。前日は「ロッジ山旅」に泊った。

前日の午後、4時頃に職場を出て、6時過ぎには宿につき、さっと一風呂浴びて、食事。

宿には横山厚夫さんご夫妻もいらした。オーナーの長澤さんが横山さんの本の愛読者であり、

不思議な縁で、横山さんはここの宿の常連となっていらした。

お酒を飲みながら、いろいろと山の話を伺い、特に横山さんは深田久弥との交流があって、

いろいろな逸話を聞かせていただいた。とても興味深い話であった。

あっという間に時間が過ぎ、次の日は、お互いに山に登るので10時近くにお開きになった。

07:10 天女山駐車場
07:25 天の河原
09:50 三ツ頭
10:50〜11:10 権現岳山頂
11:50 三ツ頭
13:40 天の河原
13:50 天女山駐車場

鉄剣の立つ権現岳

次の日は、朝6時15分頃に朝食を食べて、7時過ぎに天女山駐車場から三ツ頭を経て、

権現岳を往復した。天気はあまりよくなくて、ほとんどガスの中を歩いた。

時々雲が切れそうなときがあったので、山頂では、赤岳方面の展望を期待したが、結局見えなかった。

天の河原
マツムシソウ

天の河原は絶好の展望地であるといわれているが、ガスに覆われていて、展望は見えず。

登山道は最初は、緩やかな道であったが、前三ツ頭の手前の道はかなりの急傾斜であった。

前三ツ頭は展望がよさそうだが、ガスで見えず。そしてまた樹林に入り、三ツ頭に出る。

ガスの中を歩き始める
三ッ頭山頂

権現岳山頂でもガスッていて、展望が得られず。ときおり、太陽がのぞく。昼のおにぎりを食べ初めて、

そのうち展望が開けるかなと思ったが、なかなかガスがひかなくて、あきらめて下り始める。

下るときに編笠山方面にガスが引けたときがあり、展望が見えた。

三ツ頭を境に雲の切れ間が出来たのである。

青年小屋の向こうに露岩帯の上・ハイマツにおおわれた編笠山が見えた。

三ツ頭方向で、雲が切れている。
編笠山

権現岳方向をふりかえる
緩やかな稜線歩きとなる

天女山にあった説明板より

 昔々、諸国の神々が瑞穂の国の中程にあたる斎の杜(今はことばがなまって「美し森」と呼ばれている)を盤座の山と定めて、八百万の神々が天下り、年に一度集まり、その歳の国を治める掟を話し合うならわしがあった。この杜が斎庭として使われていた。これが終わると天女山に住む仕女を招いて、舞を奉仕させた。仕女は斎の杜にはべる時は天の河原で身を浄め、舞衣は羽衣の池で洗い浄めて用いた。天女はこの地に好んで住むようになり、この山を天女山と名付けられた。

                                                                         大泉村観光協

帰りはパノラマ温泉に寄って、汗を流す。