三ツ頭から権現岳 

2015年10月9日


  08:00 天女山駐車場
08:20 天の河原
10:30 前三ツ頭
11:30 三ツ頭
12:20〜13:00 権現岳山頂
16:20 天女山駐車場
権現岳   

同僚職員7名(男性3名、女性4名)で権現岳に登る。前夜に「ロッジ山旅」に宿泊。

今回は、2,3日前から天気が崩れるという予報であったので、雨プロを考えなければと思っていた。

前夜、天気の回復が思ったより早そうで、山に登れる様子になってきた。夜中は大雨が降っていたが、

朝は雨が止んできた。権現が登れるのではと「ロッジ山旅」の長沢さんからも言われた。

急遽、天女山から権現岳を目指して、行けるところまで登ろうということになった。

このコースは8年前に、同じようにロッジ山旅で泊まって、モンちゃんと登っている。その時はガスっていて、

ほとんど眺めはなかった。今回は天気がよくて、リベンジ登山にもなった。朝食を6時半に食べ、7時半頃に出て、

セブンイレブンで昼食と飲み物を買って天女山の駐車場に向かい、車を置く。

   
 天の河原から富士山 天の河原 

天の河原は視界が開けていて、富士山展望もよい

   
前三ッ頭と三ッ頭   黄葉になってきていた。

最初は樹林帯をゆるやかに歩き始めたが、前三ッ頭の登りにかかると急登になってきた。

前夜大雨が降ったので、ところどころで水浸しになっていたり、笹がぬれていたりした。

   
富士山 前三ッ頭 標高(2364.6m)  

視界も開けてきて、山に登ってみないと味わえない景色である。こんな眺めは初めてであるという人もいた。

前三ッ頭までは、急坂が続く。下りもここを歩くとなると、皆大丈夫かなという声も出る。展望は開けて、三ツ頭も見えた。

きつくなってきたので、ここで下りたいという声もあったが、とにかく、三つ頭までは行きましょうとなる。

   
 三ッ頭 標高2580m  南アルプスを望む

三ツ頭で、紅葉した権現岳や赤岳が見えて、皆感動をする。疲れていても権現岳に登ってみたい人がいて、

若い人は登ることになった。山にほとんど登っていない人は、ここで満足をして、昼を食べて、下りることになった。

若い人と私は、権現まで登ることにした。

   
刀利大権現   権現岳

空が青く、赤岳も見えだして、権現から赤岳の稜線も見えて、高い山の雰囲気である。

   
 権現岳と赤岳 三ッ頭と富士山 

途中、三ツ頭を振り返って、手を振ると、まだ三ツ頭で、先に下りると言っていた人はいたようで、手を振りかえしてきた。

   
三ッ頭と富士山   権現岳が近い

上に登っていくごとに、少しずつ展望の見え方が変わってきて、山頂も登ってみないとわからない

眺めですねと口に出す人がいた。登った人は、登ってよかったと言う。

三ツ頭から権現岳までは、岩場や鎖場があったりしたが、思ったより早く登れて、コースタイムより早かった。

   
 編笠山  山頂でポーズ

前日の天気予報で、雨だったため、登るのをあきらめたのか、こんなに天気がよくなっても登る人はいなくて、

往復ともに我々以外に人に出会うことはなかった。

   
 権現岳 標高2715m  赤岳方向

赤だけ方向の稜線もくっきり見えた。

   
 権現岳の剣 富士山がよくみえた。 

山頂標の上に鉄剣と「金毘羅大権現」と刻まれた石板があった。山頂は狭く、東面は断崖絶壁となっている。

   
 山頂部から赤岳方向の眺めをしばしみる  編笠山と南アルプス

編笠山と青年小屋が見えた。

   
 北アルプスも見えた  岩場を鎖で下る

下山は往路を下る。

   
 権現と赤岳  北アルプス方面も見えた

三ツ頭で振り返ると、ギボシ、権現岳、阿弥陀岳、赤岳と連なっている稜線がくっきり見えた。

三ツ頭から天女山までの距離が非常に長く感じられ、なかなかつかない。

   
天の河原から富士山  天女山駐車場に着く 

下り方向に、富士山が見えて、富士山を眺めながら下っていく。一日富士山がみえ、展望を楽しむことが出来た。

帰りは日帰り温泉「パノラマの湯」に立ち寄って、汗を流す。