五竜岳 2814m   

2008年9月5日〜6日

09:25 駐車場
09:40 アルプス平
10:00 地蔵の頭
10:53 小遠見山
11:45 大遠見
12:20 西遠見
13:25 五竜山荘

05:20 五竜山荘
06:15〜07:00 山頂
08:47 西遠見
09:35 中遠見
10:55 アルプス平

山頂から鹿島槍を望む

今年の夏は、まだ、北アルプスや南アルプスに登っていないので、いろいろと思案して

どこか登りたいと思っていたが、結局、テレキャビンに乗っかって、北アルプスの五竜岳にした。

五竜山荘で泊まって、遠見尾根のピストンである。

山野草園で、コマクサも終わりかけてはいたが、咲いていた。それでもいろいろな種類の花を

見ながら自然遊歩道を歩き、地蔵の頭までつながっていた。

遠見尾根は、小遠見山、中遠見山、大遠見山、西遠見山と4つのピークがあり、

最後の急登の岩場をたどって、白岳に登る。

標高差はあまりないが、アップダウンがあって、稜線に出る白岳への急登もきつかった。

山野草園
地蔵の頭

時々、ガスが引いたりして、途中で、太陽が顔をのぞかせたりしていので、このまま回復に向かうかなと思ったが、

また、だんだんガスが濃くなってきて、上のほうに行くにしたがって、天気が悪くなる。

小遠見山
ガスの中を歩く

岩場
分岐点

白岳を越えて、霧の中を歩いていたら、いきなり、小屋があり、五竜山荘に到着。

山荘で宿泊の手続きをして、ビールでまずは乾杯。九州から一人で来ている方もいて、

大阪のグループと一緒になり、話が聞こえてきたり、時々、話しかけられて話をしたりした。

みんな遠くから来て、北アルプスの山はいいと盛り上がっていた。今回は生憎天気が悪いのが残念。

五竜岳山荘
遠見尾根を振り返る

夕方まで時間がたっぷりあるので、暇をもてあまして、外に出てみると、雲が流れて、遠見尾根が見えたりした。

部屋は、五竜岳に登る前に笠岳に登った人と一緒であった。山で出会うと人は、すぐに話が弾む。

千葉の人で、松本の会社系列のホテルを拠点に今回は登っているそうである。

すでにこの日に、山頂に足を運んだとのこと。

五竜岳がガスの中
山頂に向かう

翌朝も、山荘前は展望まったくなし。今回は展望をあきらめて、頂上に向かうと、

山頂では、雲がよく流れていて、雲海と迫力のある展望が待っていた。

同じく山荘で宿泊して山頂に着いた人たちも思わず驚嘆の声をあげていた。

剱や立山がどかっと目に付いて、その一方で唐松や白馬方向も見えて、さらに鹿島槍には雲が

うまくかかってきたりして、横に槍ヶ岳の姿もすぐわかった。富士山や南アルプスなども遠目で見えた。

山頂で去りがたくて、小一時間展望を楽しむ。そして、下りは唐松方向とも思ったが、段々唐松も雲が

かかりそうな雰囲気。山荘に降りてみると、登ってきた遠見尾根が見渡せたので、ガスの中を

前日歩いて、景色がわからなかったこともあって、どういうところを歩いたのかなと思い、

同じコースを歩くことにした。しかし、だんだんガスがかかってきた。

途中で、唐松岳方向も一気に雲がかかってきた。いつか唐松や白馬も登りたいものだ。

山頂
剱、立山方向

鹿島槍
剱岳

白馬方向
剱をバックに

剱に雲が流れる
山頂を振り返る

山荘に下りる
五竜山荘

五竜岳
唐松方向の稜線

チングルマ
山荘に荷物が届く

五竜岳
五竜岳

西遠見
中遠見

小遠見を下ったところで、くまさんとゆきさんと思わぬバッタリもあって、びっくり。山で知り合いに会うとうれしい。

小屋で初めて会った人と話が弾むのももそうだが、山での人の出合いは、どこかうちとけやすさを感じる。

同じ山好きという連帯感みたいのがあるのかな。


アルプス平駅
テレキャビン

遠見からの展望
田淵行男記念館

テレキャビンで、とおみまで下りて、エスカルプラザをブラブラしたり、とにかく汗を流したかったので、

お風呂にも入った。その後、道の駅で食事をし、田淵行男記念館で登山写真を見て、

豊科インターから乗り、帰路に着く。