グレートオーシャンロード
2016年2月28日
メルボルンから南西へ約100キロ、海岸沿いを走る道路はグレートオーシャンロードと呼ばれる。
ビクトリア州のトーキーからアボロベイ、ボートキャンベルを経てワナンブールにいたるこの道は、
海岸線に沿って200km以上に渡って続いており、複雑に入り組んだ断崖絶壁や、海から立ち上る奇岩群、
激しく打ち寄せる波と静かな入り江が、他では見られないダイナミックな景色を描いている
メルボルンからグレート・オーシャン・ロードの入り口トーキーまでは、M1プリンセス・ハイウェー (Princes Hwy.)を経由し約100km、
車で約1時間半。そこから最大の見所ポート・キャンベル国立公園内の「十二使徒」(Twelve Apostles)までは約200km、約3時間。
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グレートオーシャンロードバス乗り場 |
アングレシー |
一日バスツアーに研修参加者と一緒に参加した。ホテル近くで送迎バスにピックアップしてもらい、
集合場所のフェデレーションスクエアで大型バスに乗りかえた。
英語がわからないので、日本語GPS音声ガイドを借りて、聞いた。
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紅茶サービス |
最初のトイレ休憩場所アングレシーで、休憩。運転手兼ガイドをされている方が
バケツに入った紅茶と地元のケーキのお菓子をふるまわれた。
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ベルヅビーチで 記念撮影 |
海に降りることもできて、記念撮影をしていた。
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グレートオーシャンロードメモリアルアーチ(トーキー) |
グレートオーシャンロードはオーストラリア南東、ビクトリア州沿岸に走る道路(ジーロング 〜ウォーナンブール間)。
大恐慌の時期に、仕事がない兵士のために政府がこの道路の建設を計画したそうだ。
全てつるはし、シャベル、ダイナマイトを使って人力で16年かかって完成
車窓から眺める景色で、木々が黒くなっていた。オーストラリア南部で森林火災が2015年の12月にあり、
その名残かなと思われた。ビクトリア州では、2009年にも大規模な火災があり、173人が死亡している。
火災は、12月19日、落雷によって同州ローン近郊で発生。25日には高温と強風によって
残り火の勢いが強まり、延焼遮断帯を越え燃え広がったとのこと。
山火事で道路の回りと海辺の木々まで真っ黒に焼けた場所を通ってアボロベイに到着。
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海外の子ども |
アポロベイに到着。ランチタイム。アボロベイは、レストランやホテルが建ち並ぶグレートオーシャンロードの街。
食事を頼んでもなかなか出てこないので、一緒に参加した方が、話をしに行くと、場所を間違えていて、
出てこなかったらしい。バスの待ち合わせの時間に遅れて、貴重な時間を削ってしまい申し訳なかった。
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ハンバーガがでかい |
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12使徒の案内 |
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12人使徒の看板前 |
12人使徒 |
切り立った断崖絶壁が20km以上にわたって続く、グレート・オーシャン・ロードのハイライトといえるのが、
海中からそびえ立つ奇岩が続く「12人の使徒」
波が岩の底部を少しずつ削り取っていくため、2005年には、ひとつの岩(使徒)が崩落してしまった。
キリスト教の12人の使途にちなんで名づけられたものだそうだ。
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岩の先に展望台がある。 |
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観光客も多い。 |
先端まで道が続いている。 |
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先端からの眺め |
ベイ・オブ・アイランド |
先端に行き、展望台から12使徒とは反対側(左側)にベイ・オブ・アイランドの展望があった。
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乗ったバス |
ヘリコプターにも乗れる。 |
ヘリコプターに乗って、上空からも眺められるようになっている。
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ロック・アード・ゴージ |
ロック・アード・ゴージの入り江 |
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洞窟に近づく |
洞窟 |
ロック・アード・ゴージは、52人の生命を失った1878年muttonbird島沖のロッックアード船沈没から
名付けられた洞窟。乗組員54名中、生存者はわずかに2名、トムとエバ。ふたりは両岸を断崖に囲まれた
入り江(ゴージ:gorge)に流れ着き、近くの農家に助けられて奇跡的に命を取り留めた。
その場所は「ロックアード・ゴージ」と名づけられた。
ビーチへ歩いて下りられ、また洞窟の突端に沿っても歩くことが出来る
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洞窟の前 |
難破船の形に似ているとのこと |
Shipwreck Walkというルートも歩く。
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Razorback |
Shipwreck |
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ポート キャンベル |
ショッピングの店 |
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ポスト |
バスからの眺め |
帰りはポートキャンベルからハイウェイに乗って、メルボルンまで行く。
草原がいつまでも続く光景に大陸の大きさを車窓から感じながらメルボルンに戻る。
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車窓からの 大陸の眺め、広い。 |
メルボルンの夜景 |