針ノ木雪渓 

2018年7月1日

山仲間五人で、針ノ木雪渓を登る。

   
 扇沢の駐車場  扇沢

前夜発で扇沢の駐車場に到着。車内で、ビールやお酒を飲んで、懇親。
5人で車の中で寝るのはきついので、私は、車の外でテントを組み立て、テント泊。

   
扇沢駅  扇沢駅

翌朝、5時ころに出発。歌人でもあった慎太郎の名句「人を想えば山恋し山を想えば人恋し」
の歌碑が、入山口の扇沢駅左手に建っている。

   
 登山口 出発時の空 

登山ポストに登山計画を提出して、出発する。

   
 靴を脱いで渡る。  堰

途中、川が水量が多くて、渡れないので、靴を脱いで渡る。
大沢小屋までを時間短縮に使う、篭川に沿うルートを歩いたようである。

   
  大沢小屋 

   
   針ノ木雪渓

雪渓を登るのに、アイゼン6本歯を装着。装着の仕方が違ったようで、すぐ取れてしまう。
一緒に行く人にいろいろと試していただきながら、バンドも補強で着けてもらって、登り始める。

   
  雪渓を登る 

   
 雪渓を登る途中で振り返る展望 爺が岳稜線 

北面に残る針ノ木雪渓は、白馬岳、剣岳と並び日本の三大雪渓の一つとして知られている。

   
   

段々疲れも出てきて、雪渓なのに、汗も大量にかきながら、なかなか雪渓が登り切れない。

   
   針ノ木小屋

最後の急登は、6本歯のアイゼンで登り切れるかなと思っていたら、
階段状に足跡をつけてくれていて、登りやすくなっていた。何とか針ノ木小屋にたどり着く。

   
 槍ヶ岳がそびえる。  

反対側の展望を見ると、槍ヶ岳がそびえていた。

   
 槍ヶ岳  

   
   

他の山仲間は、蓮華岳方面に向かって歩き出す。私も歩き出したが、体がきつかったので、断念。
戻り、針ノ木小屋で休憩して待つことにした。待つ間に木陰で休んでいたが、虫に刺され、目が腫れる。

   
針ノ木峠   針ノ木岳

針ノ木峠は、標高2,541メートル。
戦国の時代から越中と信州を結ぶ峠として知られ、天正12年(1584年)の富山城主佐々成政の
冬の峠越えをはじめ、密貿易やイワナ釣りなどに利用されていたことは知られているらしい。

   
   

   
   

   
   

九十九折りの林道を登山道はショートカットで突き抜けていて、何度か道路をクロスしながら下山した。
私は皆より遅れて下山。一人付き合って一緒に下りていただけた。