檜洞丸 1600m

2004年5月14日

職場の山仲間と一緒に檜洞丸に登りました。

桧洞丸(ひのきぼらまる)はお椀形のなだらかな山で、西丹沢にあります。

ブナ林に覆われ、初夏のツツジやバイケイソウの群生地として知られています。

今回は、特にシロヤシオを見たくて、ツツジ新道を登り、

下りは犬越峠を経て用木沢におりました。

当日のコースタイム

西丹沢自然教室 8:25
ゴーラ沢      9:10
展望園地      9:50
頂上  11:20〜12:00
犬越路 13:45〜14:00
用木沢出合   15:00

シロヤシオ

西丹沢自然教室から舗装道路を300mぐらい行くと、檜洞丸登山口の入り口がありました。

西丹沢自然教室
ツツジ新道登り口

東沢を渡;ってにゴーラ沢出合
ゴーラ沢

ゴーラ沢から急な坂道が続き、展望園地で休憩をしましたが、ガスってしまっていて、

期待していた富士山は見えませんでした。途中で会って話をした方は、今日は蛭ヶ岳まで行って、

山荘で泊まり、明日は丹沢山、塔ヶ岳に縦走に出て、表尾根を縦走するコースを歩くそうです。

展望園地からも再度急登がつづきましたが、

だんだん、シロヤシオの花が咲いていました。

霧にむせぶブナ林
シロヤシオ

登山道保護のために、木の階段があちこちにありました。

たち枯れたブナ林
ミツバツツジとシロヤシオ

この日は天気が変わりやすく、晴れたり曇ったり、霧に包まれたりしました

途中の道標
霧につつまれた景色

ツルキンバイ
整備された木造の階段

山頂周辺のバイケイソウ・マルバダケブキの林床とブナの巨木は独特の雰囲気がありました。

バイケイソウ保護のために設置された木道

山頂は、なだらかな林の中にあって、展望はあまりありません。

山頂
山頂の標識と石の祠

下山は犬越路へ向かう。
雲で展望はなし

下り道を霧に囲まれた中を歩く。
雲の中の山の風景

下りは、熊笹ノ峰、大笄、小笄を登ったり、下りたりしながら犬越路に行くことになっているのですが

特に道標があるわけではないので、どこがどこやらわからないところがありました。

これは何の山のつもりで写したのかな?
みつばつつじ

途中、鹿に会い、こちらを見ていて、かわいい目をしていました。

鹿がこちらを見ている。
右へ行くと神の川の道標地点

下りにもシロヤシオやミツバツツジが咲いていました。

下りのシロヤシオ

視界が霧にむせぶ
急な坂を下りたり、登ったりする。

晴れ間の見えた山の風景
犬越路 青い屋根が避難小屋

犬越路は古来甲斐と相模を結ぶ道上にあり、武田信玄が小田原の北条攻めの

際に、犬を先導させてここを越えたという言い伝えがあるそうです。

大笄、その後ろの山が檜洞丸
渓流で釣りをしていた

用木沢

用木沢

西丹沢自然教室に着くと、茨城県から来ていた60歳以上ぐらいの8人の団体がいました。

中には70歳を越えた方も居るそうです。その方たちは、昨日朝、

ヤビツ峠から上り、昨夜塔ヶ岳の山荘に泊まり、本日、丹沢山、蛭ヶ岳、

檜洞丸と縦走してきたといわれました。ちょうど朝出会った若者と逆コースになります。

私たちは檜洞丸の登り,一周するコースを歩いて満足感に浸っていたのですが、

こうした方の元気さに触れると、まだまだという感じがしました。

帰りは、近くの温泉「ぶなの湯」にゆっくりつかり、帰路につきました。