霧の蛭ヶ岳 1627m

2011年7月4日

08:00 魚止橋

08:55 雷平

09:15 雷滝

10:55〜11:10 蛭ヶ岳山頂

12:45 雷平

13:30 伝道

13:50 魚止橋

蛭ヶ岳山頂

蛭ヶ岳山頂まで、伝道から雷滝、市原新道を登る。下りは鬼ヶ岩を過ぎた付近から入る白馬尾根を下る。

最近、山へいきたくても、消化不良気味な状況であったので、天気はあまりよさそうではないが、

とりあえず山に登ってみたくなって、久しぶりに蛭ヶ岳に登ることにした。

雷滝近くの沢で釣り人
雷滝

魚止橋近くに車を置いて、歩き始める。林道もかなり荒れている。伝道に行く途中のがけ崩れはひどくとても

車は通れない。伝道からは登山道である。天気は曇り空だが、何とかもちそうである。途中、沢にかかる丸太橋に

下るところもがけ崩れがあったようで、下を見ると恐ろしい。ロープがしてあったが、回り道もできるようになっていた。

川にかかっている2本の丸太橋は渡れた。雷滝手前の川を渡らなければならないところは、

岩と岩の間を飛んでぎりぎりセーフかなという場所を飛んで渡った。

市原新道の表示
霧の中を歩く

雷滝から市原新道に入る。山頂付近は雲に覆われていて、雨も降ってきたりして、笹や下草などがぬれていた。

今回、天気もあまりよくなかったので、人に会うのは少なく、途中で会った人は、雷滝近くで釣りをしている人と

蛭ヶ岳山頂近くで、市原新道を下ってくる人だけであった。山頂近くで会った方は私の逆コースを歩いていて、

白馬尾根を登って、市原新道を下っていくのであった。

遭難碑
蛭ヶ岳山頂

山頂もガスで覆われ、風も強く、寒くなってきたので、早々に下ることにした。鬼が岩付近もガスっていて、何も見えない。

鬼ヶ岩
白馬尾根の開けたところから

白馬尾根は丹沢山と蛭ヶ岳に挟まれた早戸川の上流部にあって、雷平を起点として鬼ケ岩の稜線に

つながっている尾根道である。入り口は、鬼が岩付近にある、植生保護の金網(鹿柵)脇を下って行く。

途中、草原状になっているところがあって、展望もよいのだが、ガスっていてほとんど何も見えない。

笹などの葉がぬれていて、ズボンがぬれてしまうので、下だけ、雨合羽を着て歩く。下に下りてくると、

雲も少なくなっているし、葉もぬれていなくて、雨合羽を脱いだ。

山頂では寒くなってきたが、下ってくるうちに段々暑くなってきた。

杉の植林と緑の木を柵で分ける
雷平

壊れた柵除けを越して、柵沿いを下っていくのだが、柵がしてある向こう側は、ブナなどの緑が豊かであるが、

柵のないこちらの道側は、高い杉林になっていて、見事に柵があるかないかで植生が分かれるのだと思いながら

歩いていた。植生保護柵の効果を感じた。

崩れた場所
東尾垂の湯

夏のこの時期の丹沢は暑いし、ヒルが出るしで、敬遠をしていたが、やはり近場で、日帰りで登ることが

出来るため、つい足が向いてしまう。山頂付近は霧が深く、展望もないし、道も不安なところがあったが、

過去に歩いた道を少しずつ思い出しながら、ヒルにも会わないで、歩くことが出来た。

帰りは「東尾垂の湯」で汗を流す。そこからカーナビで帰宅しようとすると、何故か上野原インター経由になっている。

相模湖インターより遠いはずなのだが、よくわからない。