天狗岳(東天狗岳・2640m)

硫黄岳(2760m) 

渋の湯から高見石まで登り、高見石小屋で泊り、次の日に天狗岳(東天狗岳)、

硫黄岳に登った。天狗岳の山頂部は300mほどの間隔を置いて、西天狗岳と東天狗岳がある。

標高が高いのは西天狗岳で2645.8mである。

東天狗岳は八ヶ岳の主縦走路上にあり、コマクサも見たかったので、西天狗岳には行かずに

東天狗から根石岳の方に下りて、硫黄岳まで足を伸ばした。


08:33 JR八王子
10:07 JR茅野
10:20 バス茅野
11:20 渋の湯
13:05 高見石小屋

06:15 高見石小屋発
07:05 中山
07:35 中山峠
08:25〜09:00 天狗岳頂上
09:20 根石岳
09:35 夏沢峠
10:45〜11:00 硫黄岳
11:15 峰の松里
12:00〜12:25 赤岳鉱泉
13:50 美濃戸山荘
14:40 美濃戸口
 


中山展望台より天狗岳

渋の湯
奥蓼科補導所

渋の湯から雨がポツリ降り始め、天気がよくないので、近いところで高見石小屋を目指して歩きはじめた。

途中、賽の河原で、石がごろごろしていて、しかも雨でぬれたりしていたので、滑りやすく、慎重に歩いた。

樹林地帯も歩き、笠をさして歩いていると、洋服が樹木に触れてぬれたりした。

賽の河原の下部

石地蔵
高見石の岩

歩きづらいので時間がかかっていると思い、高見石小屋はまだまだ先と思いながら歩いていたら、

いきなり小屋に出て、高見石小屋であった。時間は午後一時過ぎで、これから何をしてすごそうと

思ったが、とりあえず宿泊の手続きをした。

宿でまったりビールを飲んだり、高見石に登って、雲や景色を眺めたりしながら、

雨が降ると、小屋の中に入ったりして、ゆっくり過ごした。

八ヶ岳の写真を20何年と撮っていて、「やまのこ村」に写真展を開いているという

中島さんという方もいらして、小屋のことや写真の話をしていただいたりした。

高見石小屋
高見石小屋と中央アルプス方向

白駒池
雨池が左側に小さくみえる。

白駒池の朝焼けとガス
高見石小屋のテラス

中山の道標
天狗岳に登る岩

トウヤクリンドウ

天狗岳まであと少し

東天狗から西天狗を見る
東天狗頂上

東天狗岳の頂上で知り合った方に、根石山荘でコマクサが見えたといわれる。

ここから西天狗にぬけて、渋の湯だと、時間が早すぎてしまうと思い、

根石岳経由で、硫黄岳も登ることにした。

南八ヶ岳方向
天狗岳を振り返る

根石岳(2603m)
コマクサ

天狗岳を振り返る
硫黄岳の断崖がガスの中

夏沢峠から硫黄岳の断崖が見えた。湾曲した馬蹄形の断崖は直径が約1キロもあり、

山頂と火口底の標高差は550メートル余あるとのこと

硫黄岳
硫黄岳頂上


硫黄岳の頂上は、ガスっていて、あまり景色は見られなかったが、沢山の人たちが登っていた。

赤岳がガスの中
赤岩の頭の方向

硫黄岳から赤岩の頭におりてきたところ
ジョーゴ沢に出る

赤岳鉱泉でラーメンを昼食で食べる。

赤岳鉱泉からは沢沿いの道を下り、しばらくすると、林道に出る。

ここから車道になり、美濃戸まで続き、それからさらに車道を歩くので、

とても車道歩きが長く、うんざりするぐらいである。

途中、「やまのこ村」に寄って、中島朗写真展をのぞく。なかなかいい写真が並べられていた。

ホタルブクロ
美濃戸口のバス停

美濃戸口14時半過ぎに着くと、14時48分発、茅野ゆきのバスが停車していたので、乗り込んだ。