2004年7月23日
甲斐駒ケ岳は南アルプスの北の主峰をなし、花崗岩からなる山です。
『日本百名山』で有名な深田久弥は、甲斐駒を日本アルプスで最も
代表的なピラミッドの山、最も綺麗(きれい)な頂上、そして十名山を選べと
言われてもこの山は落とさない、などと絶賛しています
私は職場の山仲間と一緒に温泉ロッジで前夜泊し、この山に登りました。
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当日の行程
登山口 7:30 仙水小屋 8:05 仙水峠 8:40 駒津峰 10:10 頂上 11:50〜13:00 駒津峰 14:00 双児山 14:50 北沢峠 16:10 |
温泉ロッジ前から市営バスに乗り、広河原で山梨交通バスに乗り換え、
北沢峠のバス停で下車しました。北沢峠から歩き始め、北沢長衛小屋を通り過ぎ、
仙水小屋にたどり着きました。それからシラビソなどの樹林帯から岩石帯を越すと
仙水峠に着き、峠からジグザグが続き、ハイマツが出てきて駒津峰に到着しました。
そこから岩尾根を上り下りし巨岩の並ぶ六方石へ。ここから道は二分し、
どちらも頂上へ向かうが、右の方向に行き、摩利支天の西を経て、
頂上までの直登は岩稜帯の急登でした。
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市営芦安駐車場
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長衛小屋
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登り口
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ヤマホタルブクロ
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イワオトギリ
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樹林の中を登り始める。
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仙水小屋
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小仙丈ケ岳
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岩石帯
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仙水峠の遭難碑
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駒津峰
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登りの途中で、年配の夫婦連れに会いました。今日は同じく甲斐駒に登り、
泊まりは大平山荘で、明日は仙丈に登るということで、われわれとまったく同じ
行程をたどることがわかり、親近感を感じました。
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オベリスクが雲の合間から見える。
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甲斐駒を背に
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駒津峰頂上
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頂上に向かって歩き始める。
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六方石
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六方石の先で直登のコースと巻き道の分岐がありましたが、巻き道のほうを進むました。
頂上が近くなるにつれ道は花崗岩の崩れた砂礫になったりしました。
8合目からの道を左に進むとすぐに甲斐駒ケ岳頂上に着きました。
山頂には小さな祠があるが、その周りには3本の山頂標がたっていました。
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頂上は雲に囲まれてガスって何も見えませんでした。晴れていれば、
360度の展望と言われていますが、残念でした。せっかくの頂上なので
晴れてこないかなと長居をしましたが、晴れてきませんでした。
ビールも飲んで、眠くなり、少し仮眠もとりました。
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頂上
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頂上
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頂上を振り返る。
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ウサギギク
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六方石
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下りは、双児山経由で下りました。
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双児山
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北沢峠の道標
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大平山荘の小屋に泊まりました。午後4時までに入ってほしいとの事でしたが、
結局着いたのは4時半近くになりました。5時に食事を食べて、夜7時に消灯で、
普段は、こんな時間に寝ることは少なく、とても
寝れる時間ではなく、なかなか眠れませんでした。
食後から消灯までの時間は、夫婦連れの方と、話しをしました。
静岡の方で、あちこちの山に登り、丹沢の山の話をしたりしました。
道理で元気がよく、今日も私たちより早く下りてきました。
ただ、甲斐駒の頂上付近は酸素不足なのか頭が痛くなり、早々に
頂上から降りたそうです。
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大平山荘
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