角館
2015年10月10日
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角館駅 |
観光案内所 |
秋田での研修を終えて、新幹線で角館駅に途中下車。角館の街を散策した。
角館の今に続く町並みをつくったのは芦名(あしな)氏で、江戸時代のはじめ1620年(元和6年)のことだった。
その後は佐竹北家の城下町として栄えた。
駅を出たら、まず観光案内所で地図をいただき、観光コースを教えていただいた。
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なると餅 |
手作り郷土大賞 |
武家屋敷に行く途中に、なると餅が売っていたので、買う人がいたので、一ついただいて食べた。美味かった。
角館の町は「火除(ひよけ)」と呼ばれる広場を中心に、北側は武家屋敷が建ち並ぶ「内町(うちまち)」、
南側は町人や商人が住む「外町(とまち)」に区分された。
角館は秋田藩の中では最も大きな城下町だったが、一国一城令発令に伴い1620年(元和6年)に角館城は廃城となっている。
城山を降りた町のほうに防衛を考えた町づくりが進められた。西の檜木内川を自然の堀とみたてて、北が丘陵地、
東には小残丘が点在して南にひらけ、南西側は檜木内川と玉川の合流点があって自然をそのまま利用した要塞の町づくりとなっている。
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小田野家 棟門形式の表門 |
座敷 |
小田野家
「秋田蘭画」で有名な小田野直武がでた小田野家は、今宮氏配下から佐竹北家の家臣となった家柄で、その分家が武家屋敷に今もある小田野家である。
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河原田家 |
苔を敷いた内庭 |
河原田家
芦名氏の会津時代からの譜代の家柄で、後に佐竹北家に仕えている。
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屋敷は江戸時代の武家屋敷建築様式をそのまま受け継いでおり、表座敷にはこの地方の書院造りの様式が残されている。
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角館武家屋敷資料館 |
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角館武家屋敷資料館
角館武家屋敷資料館は、角館町の内町武家屋敷通りにある。米蔵を改装した資料館には、
佐竹北家に伝わる武具、衣服、調度品、古文書などを展示。打掛けや化粧箱には京風の装飾が見られる。
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岩橋家 |
岩橋家 |
岩橋家
芦名家の重臣で、禄高は75石。芦名氏断絶後角館支配となった佐竹北家に召抱えられその後廃藩になるまで仕えた。
この屋敷は江戸時代の末期に改造、屋根も茅葺きから木 羽葺きに変えられた。
そのおかげで、明治時代 の大火で焼け残ったともいわれている。
角館の中級武士の家屋として間取りなど典型的な形を残している。ここも「たそがれ清兵衛」のロケ地にもなった。
推定樹齢300年余りのカシワの木は内陸部では非常に珍しいとされ、枝垂桜とともに当時の面影がそのまま遺っている。
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カシワの木 |
木 羽葺き屋根 |
木羽はザクと呼ばれる天然杉の正目に沿って薄く割った板のことである。
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岩橋イエ・タキ姉妹の写真 |
井戸 |
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青柳家門 |
青柳家母屋 |
青柳家
もともと芦名(あしな)氏の家臣団の優力な武将だったが、芦名氏が絶えた後は佐竹北家(さたけきたけ)に仕えた。
屋敷は広く敷地の入口に薬医門、道沿いには武者窓とよばれるのぞき窓のついた造りになっている。
敷地内の展示館は、代々伝えられた武具や美術品などの公開施設になっている。
3,000坪の敷地内は、六つの資料館があり、青柳家主屋の他、当時の武士の生活を偲ばせる「武家道具館」、
貴重な武具や江戸時代の文献が収められている「青柳 家武器蔵」、日本が西洋文化に開花した当時の
アンティークコ レクションと喫茶店がある「ハイカラ館」、小田野直武の作品が 展示してある「青柳庵ミュージアム」、
秋田の暮らしぶりを紹介 する「秋田郷土館」があり、すべてが観覧可能となっている。
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龍野満黄 |
武家道具館の展示 |
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武家蔵の展示 |
ひな人形 |
武器蔵で、鎧・兜や刀などが展示されている。
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鎧・兜 |
刀を持つ |
槍とか刀を持って、重さを感じる展示があった。槍は意外に軽く感じた。
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解体新書挿絵 |
小田野直武の作品が展示してあるのは「青柳庵ミュージアム」である。
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青柳に贈られた「解体新書」 |
「解体新書」解剖図 |
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「解体新書」解剖図 |
「解体新書」解剖図 |
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小田野直武像 |
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小田野尚武は青柳家と姻戚関係にあり、平賀源内に師事し、秋田蘭画を確立し、「解体新書」の挿絵を描いた方
西洋の陰影法を取り入れ、後の洋画界に大きな影響を与えた秋田蘭画は、小田野直武と、時の秋田藩士・佐竹義敦によって完成された。
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新政府軍の軍服 |
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明治初期の人体解剖の写真 |
明治初期のカルタ写真 |
幕末写真館で、幕末から明治初期に撮影された、貴重な写真が展示されていた。テーマは「写された幕末」
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徳川 慶喜の写真 |
幕末風俗 |
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ハイカラ館の2階の蓄音機 |
祭りの山車 |
アンティークミュージアムで全国からのアンティークコレクションが展示されている。アイテムは時計、蓄音機そしてカメラといったところ。
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青柳家の案内図 |
石黒家の母屋 |
石黒家
佐竹北家に仕え、財政関係の役職についていた家柄。茅葺き屋根の母屋とのぞき窓のついた黒板塀、
正玄関と脇玄関を備えて武家の高い格式を示しながら簡素なただずまいである。
現存する角館の武家屋敷の中で格式が一番高い家柄の屋敷である。
現在も子孫が住み続け、 家屋の維持保存を行っている。 また、角館では唯一、案内や解説 を聞きながら座敷に上がって内 部を見学できる。
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着物 |
亀の欄干 |
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亀の影絵が映る欄干 |
欄干の下で説明 |
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雪だまりの溝 |
野菜貯蔵庫 |
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囲炉裏と雪用の履物 |
雪景色 |
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解剖図 |
薬医門 |
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桧木内川 |
天理教仙北分教会 |
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松本家 |
松本家 |
松本家
今宮家組下の家柄で、佐竹氏国替えとともに秋田へやってきた。下級武士で、柴垣で囲まれた屋敷は小さな建物だが、
茅葺き屋根に武家の面影を残している。「たそがれ清兵衛」の殺陣のシーンが撮影された。
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ダリア |
ダリア |
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たてつ |
田口家(屋号 たてつ) |
たてつ家
現存の建物は、明治33年に建てられたもので、商家の風情を現代に伝えている。
蔵の中には、たてつ家(田鉄家)の先祖が実際に使用していた趣味や生活用品などを「外町史料館 たてつ」として無料公開。
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外町資料館「たてつ」 |
角館物産館 |
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安藤家の蔵座敷 襖や欄干 |
蔵座敷での結婚式の写真 |
安藤家
安藤家は享保年間(1716〜1735)から地主として角館に住み、小作米の一部を原料に味噌を醸造し、
合わせて醤油も作るようになったとされている。
通りに面した蔵は、外町(商人町)の度重なる大火に学び明治24年(1891)に建てられたもの。
大火で家屋を失った安藤利助は、結婚式を挙げる座敷がないことに困り、煉瓦造りを決心。
「安藤味噌醤油醸造元」は、煉瓦蔵の蔵座敷としては東北地方現存最古のもの。
画家・西宮礼和が意匠の構想・制作に5年を費やし美術監督的な役割を果たした。
角館町白岩にて焼成された煉瓦を使用しており、現在蔵座敷の中を公開。
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蔵座敷の中は無料公開 |
レンガ造りの蔵座敷 |
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角館駅 |
えぐきてけだんし |
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小町ビール |
新幹線から夕日 |
角館駅で、小町ビールを買い、新幹線で飲んだ。途中、新幹線から夕日風景がみえた。
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北陸新幹線 |
東京駅に着く |