鎌倉   

2011年6月17日

職員旅行で鎌倉に観光バスで行く。今回の職員旅行は泊りではなくて、日帰りである。

まずはビールと日本酒を飲みながら、バス旅行に出発。

明月院
上杉憲方公墓所

最初に明月院に行く。明月院は 境内に多くのアジサイが植えられ、アジサイ寺″と呼ばれる。

明月院に行く途中にしゃれたお店が多く、ドラマロケをしていた。

雨の平日にもかかわらず、とにかく人で賑わっていた。明月院は北条時頼の建てた最明寺跡に、

子の時宗が禅興寺を建立。禅興寺の塔頭(たっちゅう、子院)として室町時代、

関東管領上杉憲方によって建てられた。 明治期に禅興寺は廃絶され、現在は明月院だけが残されている。

傘をさした人で賑わっていた
アジサイが見ごろ

アジサイが見ごろである。雨が降っていたにもかかわらず、たくさんの人が傘をさしながら歩いていた。

本堂(方丈)
開山堂

宗猷堂(開山堂・そうゆうどう)には、密室守厳の木像が安置されている。 そのそばには鎌倉十井の一つ

瓶ノ井(つるべのい)″があり、 また山際に掘られた明月院やぐらは鎌倉時代最大のものだそうである。

上杉憲方の墓とされる宝筺印塔が内部にある。

瓶ノ井(つるべのい)
明月院やぐら

花想い地蔵
アジサイとたけやぶ

明月院山門
「COCOMO 」からの眺め

明月院から長谷寺、大仏と寄るつもりであったが、交通機関の渋滞と、明月院の混み具合から

思ったより時間がかかり、そのまま、昼食のお店に行くことになった。

イタリアン料理のお店で「COCOMO 」というお店で昼食。店内からは、由比ヶ浜が一望できる店である。

ここで美味しいイタリアン料理を食べながら、ワインを飲む。

COCOMO
建長寺三門

昼食後は鎌倉駅近くのバス駐車場まで行き、そこからは自由時間。

若い女性職員2名と、もんちゃんと私の4名で、北条正子の墓に行くことにし、途中、建長寺に寄る。

仏殿は重要文化財で建長寺の本尊地蔵菩薩が安置されている。正保4(1647)年、芝の増上寺の

秀忠夫人の霊屋を譲り受けたという説明書きがあった。仏殿の後ろにあるのが重要文化財の法堂である。

この日は内部が公開されていて見学することができた。

本尊地蔵菩薩
法堂

法堂内の釈迦苦行僧
寿福寺参道の石畳

法堂は文化11(1814)年再建、住職が仏に変わって須弥壇上で説法するためのお堂である。

法堂には釈迦苦行像が安置されている。

建長寺から寿福寺に向かう。坂を登っていき、下りたところに寿福寺があった。

寿福寺の裏山墓地には、 北条政子 、 源実朝の墓 と伝えられるやぐらがある。

北条政子墓
大きなやぐら

政子の五輪塔(ごりんとう=お墓だったり供養塔だったりする)のとなりに実朝の五輪塔があり、

中の墓は暗くてカメラで写りにくい。実朝の墓はカメラでは写っていなかった。どちらも

「やぐら」という横穴の中に供養されている。