2014年2月21日
雪の多摩川を歩く | 雪景色の多摩川 |
2週続けて関東地方に記録的な大雪が襲った2月21日、川崎まで映画を観に行った。
「エバの告白」である。多摩川沿いを歩いたのだが、長靴で歩かなければ歩けない積雪である。
銀柳街商店街入口 | 川崎駅東口前 |
南武線の登戸駅まで歩き、電車で川崎駅に行く。川崎駅に着いても雪は残っていた。
映画を観ようとしたら、雪の多摩川を歩いてきたので、思ったより時間がかかって、到着したことにより、
予定時間の回はすでに始まっていた。結局、次の回の時間で見ることにした。
それで、時間があいたので、駅前をふらふら歩いたり、美術展を開いていたので見たりして時間をつぶす。
JR川崎駅東口前、左にホテル日航川崎 | 駅前のビル |
石敢當 | 川崎駅東口 |
大きなくすのきの下に石敢當=「いしがんとう」(石敢当)という碑があった。中国が発祥の、
魔よけの石碑や石標のことをいう。沖縄でよく目にする「魔よけ」である。分かれ道やT字路の突き当たりに多い。
日本では主に沖縄県や鹿児島県で見かけることがあるそうなのだが、川崎駅前にもあった。
由来は次のように書かれている。
由来書=昭和41年9月、沖縄諸島は数次の台風に襲われ甚大な被害を受け、なかでも宮古諸島は蘇鉄地獄といわれるほどの悲惨な状況でありました。川崎市議会は超党派で救援を決議し広く全市的救援活動を展開しました。この碑は救援活動の返礼として宮古島特産の名石トラパーチンに石敢當を刻み贈られたものであります。石敢當は古代中国の強力無双の力士の名前で、この3字を刻んで三叉路や丁字路等に建て厄除けとする習慣が伝承し、沖縄、南九州地方に及んでおります。ここに、川崎市と沖縄を結ぶ友好親善と文化交流の絆として石敢當を建て、市民の交通安全を祈るものであります。
昭和45年9月1日 川崎市長 金刺不二太郎
川崎市バス | 東口前の建物風景 |
奥に川崎DICE さくらややTOHOシネマが入居する複合型商業施設 |
駅前の積雪 |
矢野口駅前 「稲城なしのすけ」 |
帰りは、矢野口駅まで電車に乗った。駅前も雪が積もっていた。
稲城市のマスコットキャラが出迎えてくれている。「稲城なしのすけ」の時計台である。
大河原邦男博士と井上ジェット博士に、“稲城の梨”をモチーフに創ってもらったそうである。
梨がモデルなのは、稲城市の特産品だからである。