華厳の滝 

2016年6月10日


   
二荒山神社中宮祠の大鳥居 地下通路 

職員旅行2日目で、日光東照宮を見学した後、中禅寺湖で昼食をとる。
あまり時間がなかったが、華厳の滝が近いということで見に行った。
赤い大鳥居を目印にして歩いていき、エレベータで
観爆台まで行けるということで、乗った。エレベータは100mを1分で降りることができる。
エレベータに乗り、降りていくと、地下通路を歩くが、ひんやりしている。

   
華厳の滝  滝を前に小学生が記念撮影 

華厳の滝は、中禅寺湖の水が、高さ97メートルの岸壁を一気に落下する壮大な滝で、
自然が作り出す雄大さを楽しむことができる。観爆台から間近で見る滝つぼは迫力満点。
爆音とともに水しぶきが弾ける豪快な姿が見られる。小学生の団体や観光客で、にぎわっていた。

   
   

華厳の滝の発見者は勝道上人と伝えられ、仏教経典の1つである華厳経から名づけられたと言われる。

   
 華厳の滝の眺めを楽しむ。 壁に彫られた観音像 

明治時代に、夏目漱石の教え子でもあった藤村操が身を投げたことでも有名になる。その後も
命を絶つ人が多かった。自殺者の供養のため、冥福を祈って、観音像が捧げられている。

   
 熊が案内 中禅寺湖 

中禅寺湖は栃木県日光市の日光国立公園内にある。2万年前に男体山の噴火でできた堰止湖。 
海抜高度1269メートルで、標高の高い場所にある。 
近くには日光二荒山神社中宮祠、日光山中禅寺(立木観音)、中禅寺温泉、華厳の滝などがある

   
 巫女石 中禅寺湖 

周辺が霊場として女人牛馬禁制だったころに、1人の巫女が「神に仕える身であれば山に登っても許される」と思い、
中禅寺湖へ登ったところ、身がすくみそのまま石になってしまった、という言い伝えが残っている。
その石が「巫女石」と呼ばれ、湖畔の中宮祠の鳥居横に残っている。