雨の乾徳山 2031m

2011年9月17日

08:08 大平牧場

10:10 山頂

12:10 大平牧場

乾徳山山頂

娘と乾徳山に登った。娘が登山用品をそろえたので、山に行こうと言ってきた。

日帰りで登れて、入門の山としては変化があっていいかなと思い、乾徳山にでもと思っていた。

生憎、この日は天気は悪そうである。しかし、娘は日程がなかなか合わせられなくて、

雨具とかも揃えたので、登りたいという。

大平牧場から乾徳山入口
3匹の鹿

家を5時半頃に出て、中央高速で、途中、虹が出たりして、天気がよくなるかなと期待した。

談合坂で朝食をとる。しかし笹子トンネルを抜けると雨が降り出している。

徳和に着くと雨である、徳和から登ると時間がかかるので、この天気だと少しでも

上まで行こうと思い、大平牧場まで車を走らせる。やはり雨が降っている。この山は岩場があるので、

登るのを迷ったが、慎重に行けば何とかなると思い、せっかくだからと歩き出す。

大平牧場から歩き出して、林道沿いを歩いて下がっていく。

途中、子連れの鹿に遭遇。こちらをしばらく見ていたが、すぐに逃げていった。

しっかり小さい子鹿を間に挟んで一列に逃げていったので、子鹿への配慮があったのかな。

国師ヶ原に出てから結構急な道を登り、月見石に到着。視界は白くなっており、富士山も見えず。

月見石
杖棄岩

月見石から岩場が続いたりして、雨ですべりやすいので、不安であったが、娘の靴が新しいせいか、

思ったほど滑らずに歩いていた。途中、岩場で風が強くて、大丈夫かなと感じるところもあった。

頂上直下の杖棄岩ではさすがに緊張して登る。

頂上は真っ白。風もあり、雨も降っていたので、昼食は食べないで下りることにした。

頂上までは誰も会わなくて、こんな雨の日は誰も登らないよねと話をしていた。しかし、下っていくと、

次から次へと登ってきた。雨の中、軽装で合羽も着ないで、トレラン姿で登ってくる女性もいた。

年配のグループで、たくさんの人を引き連れてきた先頭の方が、「登ってきたんですか」といわれ、

「そうです」と答えると滑るかどうかを心配して聞いてきた。「雨でぬれているので、

滑りやすくて、気をつけてください」と答える。下りは道満尾根を下っていき、大平牧場に到着。

下りの途中で雲の合間から下が見える。

下っていくと、途中で、雲間の間に下の視界が開けたりしていて、

頂上で視界がひらけてほしかったと思った。下の駐車場について、駐車料金800円を払う。

帰りは、はやぶさ温泉で汗を流し、帰路につく。帰りも笹子トンネルを抜けると晴れていた。

この日は、結局、台風の影響で、甲府側は雨が降っていたが、関東の太平洋側は晴れていたようだ。