2007年11月14日
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10:30 霧ヶ峰インターチェンジ
11:10 車山肩 11:40~:12:30 車山山頂 13:20 車山高原 |
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霧ヶ峰高原は、車山(1925m)を中心として標高1500~1900m、
東西10km・南北15kmに広がる緩やかな地形で、大部分は草原となっている。
今回は、秋の草紅葉を楽しむことが出来た。
年間を通して南よりの風が圧倒的に多いので、これが上昇気流を生み
霧が発生しやすいといわれている。山頂に着いたときには上のほうは雲に覆われていた。
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霧ヶ峰インターチェンジから車山方向
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池のくるみ方向
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父の不幸もあって、何かと気持ちが落ち着かなかったが、一段落したので、山にでも登ることにした。
出来れば、車を使わないでゆっくり公共機関を使って、いくことにし、しかもあまり考えずに
手軽に登れるところはないかと思って、思いついたのが、霧ヶ峰であった。
朝、八王子から普通電車でゆっくり乗り、途中、甲斐駒や鳳凰など南アルプスがくっきり見えて、
こちらに登ったほうが良かったのかなとも思いながら、八ヶ岳方面は雲がかかっている。
だんだん、電車が長野方面に向かうと雲が多くなり、期待が薄れていく。
上諏訪でおりて、バスで霧が峰まで行く。やはり雨が降った後でぬれてはいるが、雨はやんでいる。
雲は多かったが、車山まで向かう。登りながら、父のことも頭に浮かんだりしながら、しばらくして頂上につく。
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なだらかな稜線の車山
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山頂には気象観測レーダーが設置されていた。
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ビーナスラインが見える
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気象観測レーダー
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頂上は晴れていれば、360度の展望である。しかし、ちょうど北・中央・南アルプスや八ヶ岳の山々の
稜線のところに雲がかかっていて、残念である。富士山がかろうじて見ることが出来た。
しかし、雲が動いたり、沸いてきたりで、雲の様子を見ていたら、それはそれで楽しい。
しばらく待っていれば、雲も取れてくる気配もあったが、昼を過ぎていたので、
あまり期待できないと思っており始めて、車山高原に着いたときには、良い天気になっていた。
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八ヶ岳方向にも雲がかかる
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富士山
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蓼科山に雲がかかる
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美ヶ原方向を望む
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白樺湖
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車山高原
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車山高原からバスに乗ると、今まで八ヶ岳の稜線も見えなかったが、よく見えて、もう少し辛抱して
上で眺めを楽しんでおけばよかった。花もないこの時期の平日、頂上はずっと私一人であった。
展望も見逃してしまい、歩いたのも少なかったので、何か物足りなさがあった。
それでも山の空気に触れ、山の景色を見ることが出来たのは、良い気分転換になった。
帰りは、ビールを飲みながら、あずさに乗る。富士山がすっきり、くっきり良く見えた。