2011年9月23日〜24日
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北穂高岳山頂
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7年ぶり、2回目の穂高である。登りは前回と同じコースをたどり、北穂高、奥穂高に登って、下りは今回、
涸沢に下りて、横尾経由で上高地に下りる。前回は北穂高山頂からの展望があまりよくなかったので、
今回は期待した。結果、24日は雲ひとつない快晴で、展望を堪能できた。新しく買った登山靴で登る。
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新宿バスターミナル
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上高地バスターミナル
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2連休が取れて、天気もよさそう。2連休の前夜、さわやか信州号に連絡を入れると
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バスの席は空いているとのこと。
予約を入れて、新宿発夜11時のバスに乗る。都庁下のバスターミナルは人で賑わっていた。
私が乗ったバスは9号車であり、バスが何台も出ていた。諏訪湖のサービスエリアでトイレに入って、
戻る時、同じようなバスが何台もあちこちにあり、迷ってしまい、他のバスの運転手に9号車は
どこにあるかを教えてもらったほどである。遭難しなくて良かった。上高地のバスターミナルも人が多くて、
登山届けをたくさんの人たちが出していた。私もここで登山届けを出す。
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河童橋
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梓川と明神岳
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上高地の朝はすがすがしい。
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明神ヶ岳
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明神池
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天気もよく、気分が高まり、人は多かったけど、快調に歩いていく。
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徳沢園
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徳沢園売店
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徳沢からも林道歩き
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横尾
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屏風岩
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本谷川
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北穂が見えてくる。
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涸沢槍と涸沢岳
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奥穂岳
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北穂が見える
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遠くに大天井岳
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涸沢ヒュッテ
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北穂を望む
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涸沢でも天気がよくて、穂高の山々が見渡せた。
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奥穂高岳
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涸沢岳と涸沢槍
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涸沢のテント場
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北穂と涸沢小屋
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涸沢ヒュッテ
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涸沢ヒュッテのテラス
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ナナカマド
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ナナカマドと穂高
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涸沢の道標
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テント場
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涸沢ヒュッテでおでんを食べながら、おにぎりを食べる。涸沢の景色は飽きることがないが、
北穂まで登りたいので、先を急ぎ気味で北穂に向かう。涸沢からは人が少なくなる。
今回も北穂までのルートはガスってきて、あまり展望はなくなってくる。
高度が上がってくると周りの山も見え方が微妙に違ってくる。
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前穂
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涸沢を上から望む
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矢印に沿って登る
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岩場の間を登っていく
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岩場を歩く
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常念岳
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少しずつ高度が上がる
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岩岩である
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北穂分岐
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まだまだ岩が続く
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涸沢では天気がよかったが、午後からガスってきて、小屋に着いた時には雪混じりの雨が降ってきた。
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北穂山頂近くの松浪岩
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北穂高山荘
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北穂高山荘には3時頃に到着。受付をすますと早速生ビール。体に染み渡るように美味しい。
山岳ガイドをしている方や福島から来た方と、同じテーブルで飲んでいると、話が弾む。
つい、「岩波」という地元のお酒を熱燗にして頼んで飲む。山岳ガイドの方は、広島出身で、神奈川に事務所が
あるとのこと。ヒマラヤにも登っていて、富士山の話なども聴く。5日間、この小屋で滞在をしているとのこと。
台風で停滞をしたらしいが、この小屋が気に入っていて、毎年訪れるという話である。
夕食は5日間、毎日違っていて、美味しいといわれる。前日は小屋には3人しか泊らなかったが、
この日は混んできて、私は2階の部屋で、一人一枚の布団ではなくて、4つの布団を敷いて6人で寝た。
次の日の土曜日はもっと混むだろうと言われた。この日の夕食メニューはしょうが焼き定食。
夕食を食べて、少し横になって寝るが、目が覚めて、食堂に下りて、お酒でも飲もうとしたら、
福島の方と中野から来た方で、話をしていて、一緒に加わった。中野の方は多趣味でトライアイスロンに出たり、
テニスやトレラン、ハングライダーもしていて58歳で元気である。次の日もジャンダルムに登って、
午後2時の上高地発のバスに乗るといわれる。とても真似が出来ないコースと速さである。
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夜明けの槍ヶ岳
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槍ヶ岳
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夜から晴れてきて、満天の星。朝も晴れて、北穂からは槍ヶ岳をはじめ、北アルプスの名だたる山々が見渡せた。
前夜なかなか寝付けなかったので、朝、暗いうちから外に出て、満天の星を眺めていた。
朝食が5時半頃であり、食べてから外に出ると、槍ヶ岳に至るキレットが姿を現していた。
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テラスで日の出を見ている人たち
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日の出
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日の出と富士山
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槍ヶ岳とモルゲンロート
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奥穂
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前穂
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笠岳
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裏銀座方向を望む
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北穂高山頂にて
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山頂の道標
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槍ヶ岳や穂高などの山々のモルゲンロートが映える。
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奥穂が朝日をあびる。
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朝日をあびる槍ヶ岳と大キレット
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薬師岳方面
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前穂を撮影する山岳ガイドさん
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常念岳が映える
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裏銀座と槍ヶ岳
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重走路を歩いて振り返る
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奥穂への縦走路
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涸沢岳
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奥穂に向かって歩く
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白ペンキのマークをたどる
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笠岳
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険しい岩場を登る
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人が小さく見える
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登ってきたところを下に見る。
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岩岩である
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涸沢岳とジャンダルム
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北穂方向を振り返る
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奥穂高と穂高山荘
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槍ヶ岳と裏銀座方向
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槍ヶ岳と鹿島槍方向
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笠ヶ岳と白山
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穂高山荘が見える。奥には槍ヶ岳
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奥穂岳を望む
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ジャンダルム
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奥穂山頂
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穂高山荘では見えなかった槍ヶ岳や立山が、奥穂高岳山頂近くになってくると、見えてくる。
山頂では乗鞍岳や御嶽山も望めた。
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奥穂高山頂
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山頂から槍ヶ岳を望む。立山も見える
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奥穂山頂も人が多くて、早々に下りることにする。下りていくと、人が次から次へと登ってくるので、
待つ時間が多くなり、その分、槍ヶ岳や北アルプスの山々の雄大な景色を眺めることもできた。
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乗鞍岳や焼岳
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黒部五郎、双六岳、薬師岳
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左から黒部五郎、双六岳、薬師岳、鷲羽岳、水晶岳、立山、槍ヶ岳、鹿島槍ヶ岳
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奥穂山頂から穂高山荘に下りてくると、槍ヶ岳への稜線が見えると同時に、奥には、
今まで登った山々が見渡せて、感慨深いものがある。この眺めはお気に入りである。
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奥穂岳に登るのに行列
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涸沢に下りていく
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穂高山荘近くになると、団体が登ってきて、数珠繋ぎになっており、なかなか下りられない。
穂高山荘から涸沢に下りながら、穂高方面を振り返ると、さらに山荘の先の登り口は大行列が出来ていた。
なかなか登りはじめるのにも時間がかかるなと思った。早めに下りてよかった。
奥穂からは、前回、重太郎新道を歩いていて、まだ、穂高山荘から涸沢に至る道は歩いていなかったので、
今回、そこからパノラマ新道を下ろうと思った。とりあえず涸沢に向かって下りてきたのである。
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北穂高方面も見ながらおりる。
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涸沢を下に見る
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疲れたのか新しい靴のためか、足が段々痛くなり、重くなる。
涸沢が近くに見えてもなかなかたどりつかない感じだった。
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奥穂高
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涸沢岳と涸沢槍
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奥穂高
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涸沢小屋からの道標
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涸沢小屋に着くと、このままパノラマコースは鎖場やロープがあり岩場が多いらしいので、
足に自信がなくなり、横尾経由の登ってきた道を引き返すことにした。
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涸沢のテント場
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本谷橋
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下っていくと、次から次へと人が登ってきて、昨日以上にテント場や小屋は人がいっぱいであることが予想できた。
足が痛いのと、ばて気味であったので、ペースが落ちて、次から次へと人に追い抜かれていった。
テントを背負っている人たちにも追い越されて、ショックである。
徳沢園で、ソフトクリームを食べて、少し元気になる。
年齢を重ねて、体の衰えは出てきており、過信は禁物である。
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本谷橋の距離表示
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河童橋
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横尾から上高地までの距離も平坦ではあるが、非常に長く感じられたが、それでも歩き終わると充実感があった。
結局、上高地に着いたのが、17時10分である。17時25分発の新島々行きのバスに乗り、
松本発19時過ぎの「あずさ」に乗り、帰宅する。快晴の穂高に満足しながらビール。