2967m 2005年5月29日
念願の甲斐駒黒戸尾根に、とうとう登りました。ひーひーいいながら、やっと頂上。
黒戸尾根は信仰登山の参拝道として古くから登られてきたそうです。
竹宇駒ケ岳神社から頂上まで標高差2200m。
長い、長い、とにかく長かったです。私にとってはこれでもかこれでもかと思うぐらい登りました。
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4:40 尾白渓谷駐車場
6:30 白須、横手分岐 7:15 刀利天狗 8:20 五合目小屋 9:10 七丈小屋 10:05 八合目御迎場 11:10〜12:20 山頂 13:20 八合目御迎場 14:00 七丈小屋 14:40 五合目小屋 15:10 刀利天狗 17:30 尾白渓谷駐車場 |
山頂、奥に仙丈ケ岳が雲の中に見える。
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竹宇駒ケ岳神社
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尾白川吊橋
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登りはじめに、竹宇駒ケ岳神社で無事を祈願しました。
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吊橋から尾白川
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れんげつつじ
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尾白川の吊橋を渡って、登山口に入り、最初から急登が続くことになりました。
しばらく行くと、蓮華つつじが出迎えてくれて、時々森林浴と同時に目をなごましてくれました。
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森林浴をしながら歩き始める
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樹木が倒れて、はがれた木
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つつじ
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石碑
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すみれ
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刃渡り
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樹林帯をぬけて両側が谷底まで切れ落ちているという刃渡りがありました。
ガスの中に鳳凰山が見えました。
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鳳凰三山が雲の中で見える
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イワカガミ
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黒戸尾根も標高差があるので、登っていくと、花の種類も変わってきます。
標高によっては、蓮華つつじからミツバつつじの群生あるところや、そして、上の方に登ると、
バイカオウレンががたくさん咲いて続いているもありました。
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バイカオウレン
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刃渡りからしばらくするとややヤセた尾根になり梯子が出てきます。ここを越えれば直に刀利天狗に着きました。
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刃利天狗
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五合目小屋
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登山道脇には石碑などが立っていました。 刃利天狗では、石祠や石碑がありました。
五合目小屋にやっと着きました。これだけ登って五合目かとまだ先は長いなと思いました。
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甲斐駒が奥に見えるはずが雲で見えず。
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祠や石碑
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石碑が多い
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こんな橋も渡る
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七丈第二小屋
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雪も残っていた
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登りの途中で、雪道になったり、すっかりガスって前が見えなくなり、不安になりながら歩きました。
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鉄剣が2本立っている石
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ガスの中を歩く
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こんな岩もある
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山頂の西側にある、西峰。駒ヶ岳神社本社
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やっと山頂に到着。山頂は誰もいなくて独り占め。最初展望がなく、やはりだめかと思ったら、
だんだん、南アルプスの山々が見えてくるではありませんか。これはうれしかったですね。苦労したご褒美かな。
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鳳凰三山がみえる
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奥に北岳方向
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仙丈ヶ岳
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下りの黒戸尾根方向
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登りはガスっていて、何も見えなくて、登ってから振り向けば、下りは、黒戸尾根が見えて、
ここを歩いてきたんだと満足感もありました。
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山頂の祠を振り返る
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鋸岳方向
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8合目上部の岩稜
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右手前に摩利支天もみえる
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ハイマツと鉄剣の岩
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八合目御来迎場
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今回は人にはほとんど会わなくて、登りにテントをしょった人たちに会っただけで、
頂上や下りでは、人に会わなくて、人が恋しくなったのか、遠くから
見える木が人に見えたりしました。鹿や雷鳥には会いました。
登りで長い分、当然、下りも非常に長く感じ、森林浴もたっぷり過ぎるほど浴びました。
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刃渡り
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下りも樹林帯が長い。
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山麓から甲斐駒
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むかわの湯
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帰りは「むかわの湯」に入って、たっぷりかいた汗を流しました。