郷土の森 

2023年7月11日

   
   

   
廬山白蓮  蓮池 

「府中はハスのメッカなり」植物学者でハスの権威であった大賀一郎博士
自らがこう呼んだ府中市は、2000年以上前から土の中で眠っていた
古代ハスの種子を、博士自らが発芽させ、それが開花し、以来、
6月から8月にかけて郷土の修景池でも大賀ハスが楽しめる。
大賀ハスと王子ハスの交配種である優雅な「舞妃蓮(マイヒレン)」や、
ひとつの蕾の中からいくつかの花が並んで現れる多頭蓮(たとうれん)の
「妙蓮(ミョウレン)」(花びらが1,000枚〜3,000枚もあると言われる)など、
見ごたえのある30種類近くのハスが花を咲かせている。

   
  知里の曙 

   
舞妃蓮  噴水 

1935年(昭和10)に建設された、北多摩随一の規模を誇った木造校舎の一部を復元。
NPO法人多摩川センターが運営する「多摩川ふれあい教室」も開催されていて
子どもたちは、しばらく観察をして楽しむ。

   
 旧田中家住宅  

田中家は、江戸後期から明治の府中宿を代表する商家。明治天皇が
府中近辺に来訪した際には、休憩所や宿所として利用され、その御座所として
使われた奥座敷部分が残されていた。移築・復元にあたっては、当時の屋敷図や
写真資料をもとに設計をし、間口が狭く奥行きが長い、町や特有の屋敷全体を復元した。

   
  水車小屋