明治神宮 

2017年1月8日

   
原宿駅  神宮橋 

明治神宮に年始のお詣りに行った。原宿駅に下りて、歩く。
原宿駅は、1924年(大正13年)に竣工した東京都内最古の木造駅舎。
トレードマークとも言える中央の八角塔や英国風のハーフティンバー
洋式がレトロな印象の建物で、原宿のシンボルとして長年親しまれてきた。
原宿駅では、初詣客でにぎわっていた。
原宿駅から参拝後なのか、青山方向に歩く人波も非常に多かった。

   
 第一鳥居 日本酒の菰樽 各社から奉献 

明治神宮は、大正9年11月に創建され、明治天皇・昭憲皇太后がまつられている。
二人が崩御された後、その死を悼んで建設され、大正9年(1920年)に完成。現建物は昭和33年復興したもの。
内苑と外苑に分かれており、内苑には日本各地や朝鮮半島・台湾からの献木が計画的に植えらている。1970年には
17万本まで増え、都心部の貴重な緑地として親しまれている。外苑には、野球場、テニスコート、ゴルフ場、フットサルコートなど
各種スポーツ施設が完備されている。また世界的にも有名なイチョウ並木が外苑にある。
都会の真ん中にありながら、都会の喧騒を忘れさせるような杜になっている。神宮の森は人工林である。

   
大鳥居  第三鳥居 

大鳥居は、檜造の明神鳥居としては日本一の高さで12m。

   
南神門  拝殿 

拝殿で仕事の充実と健康と家内安全をお祈りする。内拝殿までは入れなかった

   
 拝殿 拝殿 

   
 拝殿前の「夫婦楠」 巫女さんたちがお守りなどを売っている。 

   
方物展示室前の休憩所  明治神宮 名宝展 

名宝展は、明治天皇ゆかりの遺品や資料が展示されている。
明治天皇がお召しになっていた装束や洋服、調度品を併せて展示している。

   
 宝物殿 オリジナルの鬼瓦 

宝物殿は明治神宮境内の北方にあり、明治神宮が創建された翌年の大正10年(1921)10月末に竣功、
奈良の正倉院の校倉造りを模した校倉風大床造り(あぜくらふうおおゆかづくり)と称し、我が国初期の
鉄筋コンクリート建築の代表的な建物。各部には巧みに和洋折衷を試みた花崗石張の堅牢優美な建物で、
平成23年6月に国の重要文化財に指定された。しかし、屋根の修復並びに重要文化財としての保存に必要な
耐震工事を行うため、平成29年1月9日をもってしばらく閉館することとなっている。
屋根は反りを持つ立派なもので、小さいサイズの独特な瓦を使って、こけら葺きのような葺き方をしているとのこと。
妻の頂点には菊の紋章。鬼瓦も立派屋根瓦は1983(昭和58)年からの改修工事で葺き替えられたものである。
実際には、修復作業のため、被いがされており、見ることはできなかった。オリジナルの鬼瓦は
現在建物の横に展示されている。
宝物殿は、明治天皇と昭憲皇后に縁のある,遺物や由緒ある品物が展示されている。また神武天皇から始まる
歴代天皇125人の肖像画がずらっと並んでおり、簡単な紹介コメントもついていた。
女性の天皇も結構多いのだと感じていたら、近くで見ていた人が女性は仮だからと言っていた。
宝物殿を出ると、雨が降っていたので、明治神宮御苑には寄らないで、代々木駅から電車に乗り、帰路に着く。