三ツ峠から本社ヶ丸  

2009年6月13日

07:30 三ツ峠駅
08:25 三ツ峠登山口
08:50 大曲
09:15 馬返し
09:55 八十八大師
10:15 神鈴権現様
10:40 三ツ峠山荘
10:55〜11:20 開運山
11:30 御巣鷹山
12:50 清八山
13:25 本社ヶ丸
14:15 角研山
15:20 笹子
本社ヶ丸から三ツ峠

富士急三ツ峠駅から三ツ峠山に登り、清八山、本社ヶ丸と歩いた。

三ツ峠は、開運山(同1785メートル)、木無山(同1732メートル)、

御巣鷹山(同1775メートル)の総称である。通常は開運山を三ツ峠山と呼ばれることが多い。

三ツ峠駅
駅付近から見る三ツ峠山

以前、NHKドラマで井上靖の「氷壁」が放映され、確か、三ツ峠を玉木宏と鶴田真由が登るシーンがあり、

三ツ峠駅から歩き始めている。見覚えのある駅である。

三ツ峠駅から三ツ峠までは、道は整備されている。最近皇太子も歩いている。

三ツ峠山までの途中、仏像があったり、歴史を感じさせるところがあったり、ロッククライミングの

ゲレンデとして有名な屏風岩の脇を通ったり、見所はたくさんある。

登山案内板
大山祇神社

最初はしばらく林道を歩いていく。

神鈴の滝
神鈴の滝

達磨石のゲート近くから登山道となる。

三ツ峠山がみえる
達磨石

山岳宗教の霊山として開かれたとされ、登山道には達磨石や八十八大師などの石像が点在している。

大曲
股覗きから富士山が薄っすら

八十八大師と呼ばれる小さな石仏が安置されている場所に着く。今は八十八体もなさそうである。

首が切られたのが何体かある。

八十八大師
八十八大師

三ツ峠山がみえる
新緑の登山道

一時一石供養塔
神鈴権現

屏風岩
屏風岩でのロッククライミング

屏風岩は岩登りの練習に適した人気のスポットである。多くのクライマーがチャレンジをしていた。

下から見上げると高度がかなりある。

下からみあげている。
屏風岩

四季楽園小屋と三ツ峠山荘の中間にある展望地
開運山

送信搭の建つ御巣鷹山
開運山に向かう途中のアンテナ

富士山が良く見えるという三ツ峠に登ったが、生憎の天気で、登りはじめでは富士山がかすかに見えたが、

頂上ではまったく姿はみえなかった。

三ツ峠山(開運山)山頂
御巣鷹山に向かう途中から開運山方向を振り返る

清八山山頂

本社ヶ丸
笹子方面の分岐

三ツ峠からの稜線
本社ヶ丸

露岩の本社ヶ丸山頂も、富士山がしっかりみえるはずだが、あいにく、かすんで見えず。

外国人を含んだ3人は笹子から登ってきたという。かなり急であったとのこと。

本社ヶ丸(1630m)
笹子駅と宝鉱山の分岐

本社ヶ丸の山頂で、下りようとしたら、二人組みの男性に以前、笹子に行こうと思ったら、右の方に下りてしまい、

宝鉱山に下りてしまったことがあると教えられたので、気をつけて道を歩いていくと、標識があった。

確かに標識がなければ、右の方が道なりになっている感じで、宝鉱山の方に歩いてしまいそうである。

笹子駅の方向で、鶴ガ島屋山につながる稜線を歩いていくと、途中、「角研山」という標識のあるところで、

左に折れると笹子駅にいけるはずである。しかし、ここは標識がないので不安になる。

そして角研山を左に折れていくと、人にはまったく合わないし、標識もなくて、途中の鉄塔のところでは、

笹が生い茂っていて、登山道がわかりにくかったりするところもあった。とにかく、急坂をジグザグ下りていき、

林道に出て、さらに登山道を下っていくと笹子駅についた。コースは間違えずに歩いたが、角研山から笹子駅への

下りコース、かなりの急なコースであり、本社ヶ丸山頂にいた3人はここを登ってきたのかな。

笹子駅でビールでもと楽しみにしていたが、売店はなく、アルコールはおいていなかった。

冷たいジュースを自販機で買って飲む。汗をたっぷりかいたので、美味しい。

下りの途中の林道
笹子駅

最近、山歩きに行っても、渓谷や短い距離の山歩きが続いたので、少し長い距離を歩いてみようと思って、

ネットで調べたら、三ツ峠から本社ヶ丸まで歩いている人が何人かいたので、挑戦してみた。

結構距離があるコースでアップダウンもあったりして、本社ヶ丸から笹子駅に下りるコースもわかりづらく、

思ったより大変だった。しかし、久しぶりに山歩きをした感じで、満足である。