妙義山  

2009年9月26日

妙義山は榛名山、赤城山とともに上毛三山の一つである。白雲山、金洞山、金鶏山を中心とした一帯を

表妙義と呼び、烏帽子岩、赤岩、御岳、丁須ノ頭などを裏妙義と呼んでいる。

08:15 道の駅
08:30 登山道入口
09:15 大の字
09:30 奥の院
10:40 天狗岩
11:10 相馬岳
12:15 中間道分岐
13:55 道の駅
道の駅から白雲山

妙義山はインターから近いので、便利である。6時に八王子パーキングで

朝食にそばを食べ、8時過ぎには妙義の麓にある道の駅に着いた。

コースは妙義神社〜大の字〜奥の院〜玉石〜天狗岩〜相馬岳〜バラ尾根〜堀切〜

中間道〜妙義神社。鎖場やガレ場があって、上級者コースになっていたので、緊張しながら登った。

妙義神社入口
登山道入口

大の字の鎖場
大の字

大の字に登るところにも鎖場があった。

大の字から白雲山を見上げる
大の字から平野部を見る

分岐「辻」
奥の院入口

辻は、奥の院と第一見晴らしの分岐である。ここのところで、昨年6月に行方不明になった方の

捜索の看板があった。つい最近白骨体で見つかったようだ。

毎日新聞 2009年9月25日 地方版の新聞に次のような記事があった。

「22日午前10時半ごろ、安中市松井田町五料の妙義山星穴岳で、登山中の安中市の男性(45)が、

急斜面でほぼ白骨化している遺体を発見した。松井田署は24日、遺体近くに落ちていたリュックサック

の中にあった身分証明書などから、昨年6月、妙義山に登山に入ったまま行方不明になっている

東京都葛飾区の男性会社員(当時35歳)とみて身元確認を急ぐ。

同署によると、発見した男性がリュックサックの中身を確認し、男性会社員の父(67)=富山県小矢部市=に連絡。

父が「行方不明の息子ではないか」と県警に通報し、同署が遺体を収容した。【喜屋武真之介】」

奥の院の脇の鎖場
赤城山方向の展望

平野を見下ろす

裏妙義方向
奥の石が玉石

玉石のところで道に迷いやすい。玉石の方に踏み後があったので、行くと行き止まりのように切れていて、

かといって標識のところは道がない。少し手前に戻ったところに分岐があったので、そこの道を相馬岳方向に歩いた。

振り向くと玉石
道の駅方向

大覗きから天狗岩
裏妙義

リンドウ
相馬岳山頂

山頂から見た金洞山。左から中之岳(東岳が重なっている)、西岳、星穴岳と連なる
左側は崖になっている道

相馬岳の先も急坂を下り、バラ尾根の上り下りも、ガレ場が滑りやすく歩きづらかった。

石門
裏妙義方向の展望

相馬岳を一つの目標にして、登ったが、それから堀切までも長く感じられた。堀切から中間道に出た時は、

登り禁止の印があった。登りの道はわかりにくいから禁止になっていると途中にあった人からいわれる。

堀切
第二見晴らしからの金鶏山

母性を感じさせる根元
もみじの湯

山自体は相馬岳が1104mで、そんなに標高は高くないが、岩場や鎖場多く、変化に富んだ山である。。

新緑と紅葉時期が見頃であるが、今回は紅葉の時期にはまだ早くて、標高もあまり高くないため、

歩きながら暑くて、相当汗もかいた。歩く人も少なかった。静かな山歩きを楽しめたが、とにかく緊張しながら

歩いたのが印象に残った。帰りは温泉に入って、妙義ふるさと美術館に寄って、

ゆっくりしていたら、土曜日ということもあって、高速道路の渋滞に巻き込まれてしまった。

ふるさと美術館
金洞山をバックに