明星ヶ岳から明神ヶ岳  

2007年2月15日

08:45 宮城野
09:05 登山口
09:55 明星ヶ岳
10:25 宮城野分岐
10:55 明神ヶ岳山頂
12:00 宮城野分岐
12:45 花詞


明神ヶ岳山頂より

明神ヶ岳からの金時山と富士山のツーショットが見たくて、明星ヶ岳から明神ヶ岳を歩いた。

前回の明神ヶ岳からは、富士山に雲がかかっていたが、今回は明神ヶ岳からも稜線からも、

富士山と金時山の展望が非常に良かった。

今回は、箱根湯本から登山電車で強羅まで行き、強羅から宮城野まで歩く。

宮城野から明星ヶ岳、明神ヶ岳に登り、宮城野分岐まで少し引き返し、そこから宮城野に下りた。

明星ヶ岳山頂近くから
明星ヶ岳(標高924m)

明星ヶ岳の看板

「古期外輪山の一つです。この山で毎年8月16日夜、大文字焼が行なわれるので、

大文字山とも呼ばれています。大の字の一画は108メートル、

二画は162メートル、三画は81メートルです。」

 (箱根町)

明神ヶ岳に向かう
明星ヶ岳近くから

明星ヶ岳から明神ヶ岳の稜線を歩いていると、金時山の位置がだんだん富士山の右横から

正面手前に変わってくる。明神ヶ岳山頂では、富士山の手前下に金時山が見えるようになった。

金時山は、別名、「猪鼻岳」と呼ばれ、明神ヶ岳方向から金時山を見ると、猪の鼻が

突き出したような姿に見える。

富士山頂は、雪が風に飛ばされて雪煙になっていたのがみえた。

宮城野分岐
明神ヶ岳山頂近くから大山方向

宮城野分岐の道標に、「明神・明星コース案内図」が付いている。

箱根山
明神ヶ岳山頂から

登りでは、人と出会わなくて、山頂で、箱根と丹沢近くに住んでいる男女ペアの方と出会う。

箱根に住んでいる方から足鷹山はいいよとしきりに薦められる。今度登ってみようかな。

二人とも西丹沢教室にいますよといわれる。

山頂からは、相模平野、相模湾方向から、大島もみえた。大山からの丹沢連山の展望もあった。

相模湾、相模平野を見渡す
花詞

宮城野橋ちかくに、菓子処「花詞(はなことば)」がある。

その店先に水が流れていて、「箱根嬰寿の命水」となづけられている。

命水の横にある看板には「山腹から湧き出る泉は、体内の不純物を涼し、

心身を浄化させ生命を育み子宝を授けます。自由にお呑みください」と記されている。

お菓子は、もちろんこの水が使われている。ここで、コーヒーを飲み、草もちを食べる。おいしい。

銘菓として知られる花詞の温泉餅を家へのお土産として買う。

休憩をした後は、勘太郎の湯で汗を流し、山登りを振り返りながらビールを飲む。

これがたまらない。サイコー。

「箱根嬰寿の命水」
明星ヶ岳の大文字

箱根大文字焼の説明

箱根の3大夏祭りの一つに数えられている大文字焼は、毎年8月16日、

この明星ヶ岳(大文字山)で行なわれます。この行事は、大正10年、

避暑客の慰安のために始められたものですが、併せて全山の有縁無縁の諸霊を慰める、

うら盆の送り火としても行なわれています。

当日は乾燥したシノダケ約350束が並べられ、夜7時過ぎ、

花火を合図に一斉に点火されると、「大」の字が夜空に赤く浮び上がり、見事な夏の風物詩となります。

  (箱根町)