2006年1月16日
大岳山は奥多摩にある山で、御岳山の南西に位置している。今回は車で御嶽山ケープル駅の駐車場で車を停める。
ケーブル駅登り口から林道を歩き武蔵御嶽神社で御参りをし、奥の院、鍋割山経由で大岳山山頂に登り、
岩石園経由で降りるコースを歩いた。
|
10:00 ケーブル滝本駅登山口
10:50 ケーブル御嶽駅分岐 11:05 武蔵御岳神社 11:20 長尾平 11:45 奥の院 12:00 鍋割山 12:35〜12:50 大岳山頂 14:15 御岳岩石園 14:30 天狗岩 15:00 長尾平 |
山頂からの光景
|
|
|
ケーブルカー
|
登山口、林道の入口
|
今回は、御岳山まで、ケーブルカーを使わないで、舗装道を歩く。
登山口で、ケーブルカーを見送る。
|
|
木の根っこ
|
昔名由来「だんごろう」
|
林道を歩いていくと、いろいろな面白い昔名由来の標識があった。昔歩いた人たちが感じたことの説明版である。
たとえば、道がくねくねしているところは「ろくろっ首」とか、頂上と錯覚して引き返した場所には「あんまがえし」とかの説明があった。
他にも「うまたてば」「おおまがり」「なかみせ」「だんごろう」「やまのかみ」「くろもん」などの標識があった。
説明を読みながら登っていった。
|
|
神代欅(じんだいけやき)
|
武蔵御嶽神社
|
国の天然記念物にもなっているという樹齢1000年超、幹回り8.5mの大木、神代欅(じんだいけやき)があった。
御岳山の民宿、お土産屋さんの並んでいる参道をしばらく登ると御岳神社につく。
武蔵御嶽神社は標高929mである。神社右手には宝物殿があり、入口には、畠山重忠公の馬上像があった。
神社で参拝をしてから大岳山を目指 す。そこから本格的な登山道になり、樹林の中を進み、奥の院を参拝して鍋割山に向かう。
|
|
畠山重忠像
|
長尾平
|
|
|
奥の院
|
雲海が広がる
|
|
|
鍋割山(1084m)
|
鎖場もあったりする
|
鍋割山頂(標高1,084m)は木々が茂り見晴しはあまり良くない。
|
|
大岳神社の鳥居
|
三頭山方向
|
最後の急登を登って、大岳山の山頂に着く。しばらくして、二人の女性の方が登ってくるだけであった。
山頂の景色は南側が開けていて180度のパノラマを楽しむことができる。
富士山は丁度、雲の中。大山、蛭ヶ岳、大室山を眺望する
山頂からは奥多摩の山々を見渡すことができた。素晴らしい雲の上の景色が広がっている。
|
|
御前山も雲の中
|
丹沢方向
|
|
|
山頂からの景色
|
山頂
|
|
|
綾広の滝
|
苔むした石の中を歩く
|
山腹を回って降りていくと綾広の滝につく。そこには鳥居や小さな祠もあった。
|
|
天狗岩裏
|
天狗岩表
|
「天狗岩」は、大きな岩でロックガーデンの起点ともいえる目印になっているようである。とにかく大きな岩である。岩の上にあがることもできるようだ
|
御岳岩石園周辺案内図 ここ御岳岩石園は昭和10年に東京緑地計画にもとづいて、当時、東京府(東京都の前の名称)が、御岳沢にかかる名瀑「七代の滝」の近く天狗岩の背後から「綾広の滝」の上まで、約1kmの間で渓流と露岩などを利用してつくった遊歩道です。一歩この遊歩道に足を踏み入れると両岸には、苔むした奇石怪石が点在し、また亜寒帯植物が生い茂って、別名「東京の奥入瀬」とも呼ばれています。昭和25年7月10日にこの地域一帯が「秩父多摩国立公園」に含まれ、東京都は自然公園施設として、休憩所、トイレ、野外卓などの施設が整備し、都民の憩いの場として皆様にご利用していただいています。平成12年8月に指定50周年を期に「秩父多摩甲斐国立公園」と名称が変更されました。 (東京都多摩環境事務所) |
|
|
七代の滝
|
下ってからの登り返し
|
「天狗岩」から急な梯子の階段を下る。七代の滝から「長尾平」まではひたすら登る。帰りの登り返しが結構きつい。
御岳山からの下りも結局、ケーブルカーを使わずに、長い林道を歩く。指定車両が何台か追い抜いていく。