大久保周辺

山手線で、新宿から一駅のところに、新大久保の駅があります。

近くの百人町周辺では、韓国人、中国人、タイ人などの活動の場にも

なっています。いわゆる日本の中のアジア、国際化が進んでいるともいえます。

また、新大久保駅から新宿までの道を歩いていると、韓国人の多い地域があり、

韓国の方のコミュニティが形成されている地域になっています。

MLの仲間がこの地域を紹介されて、歩いてみました。

百人町

皆中稲荷神社 神社にあったツツジ
江戸時代、幕府警護についていた下級武士団「鉄砲百人隊」の菩提神社。百人町の地名はこれに由来します。皆中は「皆あたる」のいみがあるとのことです
百人組の給料は低くて、幕府から支給された土地を組内で配分し、生活のためにツツジ栽培を始めました。要するに内職でした。これが広まり大久保周辺では盛んにツツジの栽培が行われるようになったといわれています。

孫文と宋慶齢の結婚の地
百人町2丁目には、日活の創始者・梅屋庄吉邸があったそうです。日中友好に尽力を尽くした中国近代革命の父・孫文と宋家三姉妹の次女・宋慶齢は、梅屋の支援で、この地で結婚式を挙げました。また、蒋介石と宋美齢(宋家三姉妹の3女)もこの地で結婚したと伝えられています。この地を歩くと、碑とかも残っていなくて、百人町2−23あたりは、スポーツ会館や学生寮やマンションになっていました。

百人町屋台村 アジア広場「新宿陽光城」
ここは、中国、マレーシア、インド、ベトナム、タイ、インドネシアなどアジア各国の料理が一店舗内にあるとのこと

薬局と中国物産店「紫禁城」 中国アジア食品店

大久保

韓国広場

韓国人ご用達のスーパー。24時間営業で、

食料品を中心に雑貨など何でもありという感じ。

値段も非常に安くて、もちろん日本人も

買うことが出来ます。

新大久保駅前の看板

韓国広場の野菜の値段 家庭料理の店

この辺で出会う人たちは韓国語で話す人が多く、店の

看板や生活面でも、たとえば、地域のごみだし表示なども

日本語と同時にハングル語や英語でも表示をされています。

大都会新宿の近くにこのようなコミュニティが作られて

きていることを知り、街の風景を撮ってみました。

韓国家庭料理の店
オジャンドン(韓国料理焼肉の店)

ドンキーホーテ
ワンチョ(韓国風屋台村)

公園の風景

奥で将棋をさしていました。

登山用具の店(新大久保駅近く)

小泉八雲記念公園

小泉八雲の銅像
りんごの花

小泉八雲・本名ラフカディオ・ハーンにちなんで作られた公園。日本の文化を広く西洋に紹介した八雲は「怪談−雪女・耳なし芳一」等を書いている。傑作「怪談」は、晩年に大久保で書き上げられたものである。早稲田大学で教鞭をとった八雲は晩年を大久保で過ごしました。近くに八雲終焉の地もあります。公園は、出身地ギリシャをモチーフに、白を基調とした作りになっているようです。花の手入れも行き届いていて、目を楽しませていただきました。