静嘉堂文庫美術館
2021年2月23日
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墨梅 |
二子多摩川方面と梅 |
静嘉堂文庫美術館で、「岩崎家のお雛様」展をしていたので、観に行ってきた。
今回は庭園に梅が見ごろを迎えていた。ラウンジに墨梅が展示されていた。
三菱第四代社長・岩ア小彌太(1879〜1945)が孝子夫人(1888〜1975)のために
誂えた雛人形は、京都の人形司・丸平大木人形店によるものである。
丸の内・明治生命館への展示ギャラリー移転に向けた、現在の地で
開催するセカンドラスト(最後から2番目)の展覧会である。
今回は曜変天目の展示もされていた。
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梅 |
梅 |
岡本静嘉堂緑地は、国分寺崖線の一画にあり、もとは岩崎家が所有する庭園であった。
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梅 |
梅 |
この美術館所有の国宝の中でも有名なのが、世界に3点しか現存していない
中国・南宋時代の「曜変天目茶碗(稲葉天目)」である。
今回の企画展では、展示してあったので、見ることができた。
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すいせん |
すいせん |
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玉川廟 |
大香炉は岡崎 雪聲 作 |
静嘉堂文庫や美術館がある広場から南の林を抜けると岩崎家の
玉川廟がある。静嘉堂が建つ丘はもともとは明治43年の彌之助の
三回忌法要にあたり、霊廟を建立するために小彌太が購入した。
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霊廟の番犬 |
霊廟の番犬 |
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岩崎家の霊廟の扉 |
静嘉堂文庫美術館の案内 |
扉にフィルムのコマのように絵が描かれている。青銅の扉に刻まれている
中国二十四季のレリーフならびに全面の大香炉は岡崎 雪聲(おかざき せっせい)の作。
内部は黒と白の大理石で作られ、彌之助夫妻と小彌太夫妻、そして忠雄夫妻の
三代がこの霊廟で眠っている。帰りは、二子多摩川でランチを食べて帰る。
2021年5月2日
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東急世田谷線 |
三軒茶屋 |
静嘉堂文庫美術館が、移転し、ここで、最後の企画展示が行われるということで、
下高井戸シネマで、映画「異邦人」を午前中、見た後、世田谷線に乗って、向かった。
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三軒茶屋 |
キュロットタワー |
三軒茶屋で、東急田園都市線に乗り換えて、二子玉川駅まで行く。
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二子玉川駅 |
「旅立ちの美術」展看板 |
二子玉川駅から静嘉堂文庫美術館まで歩いたが、結局、
新型コロナウィルス感染の影響で、緊急事態宣言が
出ていたので、「旅立ちの美術」展は休館になっていた。
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瀬田四丁目旧小坂緑地 |
小坂順造氏別宅 |
岡本静嘉堂緑地の向かい側にある瀬田四丁目旧小坂緑地を歩いてみた。
小坂順造氏の区指定有形文化財でもある別邸が今も残されていて、邸内を
見学することも可能だったが、やはり新型コロナウィルスの影響で閉まっていた。
庭園は回遊式になっていて、緑があふれていた。