東急世田谷線 

2016年6月26日

世田谷線は、世田谷区の東部を縦断する路線で、下高井戸から三軒茶屋まで約5キロ、
10駅を結んでいる。今回、下高井戸駅でフリーバス券を購入して、世田谷線に乗った。
一日乗車券は大人330円・子供170円である。

   
 東急世田谷線 豪徳寺山門 

東急世田谷線の山下駅で降りて、豪徳寺に向かった。途中、アジサイが咲いていて、世田谷線が走っていた。

   
 香炉  

   
三重の塔の招き猫 ネズミと一緒 三重の塔

   
招き猫がいっぱい  仏さまも招き猫に囲まれている。 

豪徳寺の「招福猫児(まねぎねこ)」は普通の招き猫とは違って小判を持っていない。
これは「猫はチャンスは与えてくれるけど、結果(=小判)までは与えてくれない。
本人の頑張り次第である」という考え方から「招くだけ」のネコになっているようである。
右手を上げているのは「左手は武士にとって不浄の手だから」だそうである。

   
 豪徳寺の説明  

   
   井伊直弼の墓

   
   

世田谷線の上町駅から乗り、三軒茶屋まで行き、キャロットタワーの展望台にいく。
展望台からは低層ビルや住宅などが眺められる。富士山も見えるはずだが、
この日は雲に隠れて見えず。丹沢の山々は見えた。

   
   

キャロットタワーの一階部分に世田谷線の三軒茶屋駅があり、田園都市線の三軒茶屋の
改札は、地下にある。キャロットタワーは地上27階124mである。
最上階は展望台になっている。

   
 キャロットタワーの展望ロビー  松陰神社に行く。

   
松陰神社  吉田松陰の銅像 

松陰神社は、幕末の思想家、教育者である吉田松陰を祭神とする神社である。
松下村塾は改修中で、見えなかった。

   
   

松陰神社は、明治15年に長州藩士吉田松陰の旧藩士門弟らが中心となって、吉田松陰の墓のあった
当地(旧毛利藩主毛利大膳大夫の抱屋敷)に堂を建てて創建
安政5年には、井伊直弼が大老となり、日米修好通商条約を結ぶなどして、海外との幅を広げようとした。
そのことに吉田松陰は強く反対。そこで、井伊直弼に目をつけられ、松下村塾は閉塾。松陰は投獄される。
30歳の若さで処刑されてしまう。これが安政の大獄である。

   
本堂