真教寺尾根から赤岳 

2010年9月2日

04:30 美し森「たかね荘」
05:25 高原ヒュッテ
06:30 牛首山
08:45 真教寺尾根分岐
09:00〜10:00 赤岳山頂
11:00 大天狗
11:45 小天狗
12:40 清里スキー場
13:10 美し森「たかね荘」 
真教寺尾根分岐から赤岳

この夏は残暑が厳しく、猛暑が続く。高い山に登りたいのだが、思うように連休が取れなくて、

一日休みになったので、赤岳に行くことにした。前回の赤岳で、権現から登って、真教寺尾根を下ったのだが、

尾根上部の鎖場が印象的だった。そこで、今回は真教寺尾根を登ってみることにして、下りを県界尾根にする。

どちらの尾根も上部は急登の岩場で、鎖があるので、慎重に歩くことになる。

展望ヒュッテから
奥秩父方向から日の出

朝4時半、まだ暗い中、美し森ファーム「たかね」の駐車場に車を置かせてもらって、

出発。ちょうど、二人連れの方たちも私と同じコースを歩くことになり、

追い抜いたり、追い越されたりしながら、登る。

サンメドウズ清里スキー場の展望ヒュッテに着いた時はちょうど日の出が出ていた。

ここで、すでに標高1,900mだそうだ。

赤岳に向かって歩く
賽の河原からの南アルプスを望む

朝、時間が早かったので、熊笹が夜露にぬれていて、ズボンがびしょ濡れ。しかし、時間も早いので、

涼しくて歩くのは快適。途中、雲海の上に富士山や奥秩父の山々が浮かんでいた。

赤岳
雲の上に富士山

牛首山
牛首山を振り返る

権現岳と南アルプス
鎖場を登る

最初に出会った二人も真教寺尾根の長い鎖場を登るのを楽しんでいる様子だった。

鎖場
鎖場

真教寺尾根(右)と県界尾根
鎖場

岩場の山
権現に雲がかかる

岩場を登って一息
真教寺尾根

赤岳山頂まで15分
権現岳への稜線

阿弥陀岳
北アルプス

奥秩父方向の山
山頂から富士山

阿弥陀岳
硫黄岳、蓼科方向

山頂に9時頃につき、標高が高い分、日差しはきつくても涼しい。朝早いのもあるが、山も少し高度を上げると

涼しさを感じる季節になった気がする。山頂の展望も八ヶ岳の山々はもちろん、

富士山、南、北、中央アルプスが見渡すことが出来た。雲もだんだんかかってきたが、

一時間ぐらいまったりと展望を楽しむ。

北アルプスを望む
山頂にて

赤岳山頂、南峰

横岳、硫黄岳
鎖場を下る

下りの県界尾根の鎖場は浮石が多く、注意しながら下りた。

鎖場
鎖場

大天狗で休憩をしている人が見えたが、展望がありますかと聞くと、ないですよと言われたので、素通りして登山道を歩く。

大天狗、県界尾根の10分の5となっている

下りは、何人か登ってくる人と会ったが、人は少なく、静かな山歩きであった。

樹林の中や林道を歩いていると、何となく仕事のことを考えたりしながら歩いていた。

途中、振り返ると、聳え立っている赤岳がみえた。

途中、赤岳を振り返る
ハイランドパークから赤岳を望む