駿府城
2016年7月1日
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駿府浪漫バス |
駿府浪漫バス乗り場 |
静岡で研修があり、研修終了後、駿府城に行った。静岡駅前の観光案内所で、駿府城までバスが
出ているとのことで、遠回りはするが、説明が聞けるというので、乗ってみた。
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県庁別館 |
県庁の展望台からの眺め |
駿府城は、天下人・徳川家康が生涯最後の居城とし、大御所政治を展開した城である。
外堀・中堀・内堀の三重の堀をもつ典型的な輪郭式の平城
現在は、二ノ丸と本丸は駿府城公園として整備されている。三ノ丸には官庁や学校などの
公共施設が立ち並んでいて、石垣と中堀・外堀が往時の姿を留めている。
駿府公園の南東側には木造で復元された東御門と巽櫓(たつみやぐら)がある。
まず、静岡県庁別館の21階展望室に行く。
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東御門と巽櫓(たつみやぐら |
静岡のビル街 |
展望台からの眺めはよく見える。富士山は曇っていたので、見えなくて残念。
東御門は二ノ丸東側の主要な出入り口となっていた枡形門
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坤櫓(ひつじさるやぐら) がみえる。 |
県警マスコット |
巽櫓と坤櫓はその名のとおり、二ノ丸の巽(南東)の方角と、坤(南西)の方角にそれぞれ建てられていた櫓である。
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巽櫓 |
ヤジキタの銅像 |
最初の天守は徳川家康によって1589年(天正17年)に造営されたものだが詳細は不明。
1607年(慶長12年)、駿府に隠居した徳川家康によって駿府城の大改修が行われ、天守も
独立式層塔型6重7階に建て替えられたが、同年末に完成直後の本丸より出火し天守は焼失した。
翌1608年(慶長13年)に再建工事が行われ、5重7階の天守が完成した。
この天守は1635年(寛永12年)に城下の火災が城に延焼し焼失したが、城主がいないため天守は再建されなかった。
弥次喜多の銅像は、十返舎一九 作「東海道中 膝栗毛」の弥次さん(左)、喜多さん(右)。
右側の碑に「府中 弥次喜多像」とある。駿府=駿河府中の略であり、宿場名も駿府宿ではなく府中宿。
ちなみに膝栗毛とは、栗毛=馬のことで、馬で旅をするのではなく膝を馬代わりに、つまり徒歩で旅をすることを意味する
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東御門と巽櫓 |
駿府城の説明 |
明治時代になると、歩兵34連隊の誘致に伴い本丸堀は埋められ、三ノ丸は官庁や学校などの公共用地となった。
戦後、本丸、二ノ丸部分は公園として整備され、巽櫓、東御門、坤櫓(ひつじさるやぐら)の復元もされ一般に公開される。
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東御門 |
狭間 |
東御門と巽櫓は連結しており、内部は、資料館になっていた。
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晩年の家康像 |
入口では家康晩年の像がお出迎え。木の香り漂う内部には駿府城関連の展示物がたくさんあり、見応え十分
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駿府城下町模型 |
徳川家康公は、将軍職を息子の秀忠公に譲ると、1607 年に駿府城を修築して移り住み、大御所として
幕府の実権を握った。大御所政治の舞台となった駿府城は、戦の要塞だった戦国時代の城とは異なり、
諸国の要人や海外からの使節を迎える迎賓館のような存在だったようだ
家康公によって整備された駿府城下町は全国に先がけた都市計画モデルとなった。
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天守閣模型 |
駿府城下町模型 をカメラで撮影していた |
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青銅製鯱鉾 |
二ノ丸堀から出土した大御所時代のものといわれる青銅製鯱鉾(市指定文化財)もある。
高さ1.4m重量約500kgある青銅の雄鯱
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日英友好の望遠鏡 |
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家康の兜 |
駿府お茶壺道中 |
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家康手習いの間 |
二の丸水路 |
家康手習いの間は、家康の人格の基礎を作った今川人質時代の生活の一端を垣間見ることができる。
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山里の庭 |
海の庭 |
紅葉山庭園は4つの庭で構成されており、日本庭園と茶室も備えていた。
海の庭は、箱根越えの石畳を思い出させる玉石の延段と、伊豆の代表的な風景である城ヶ崎・
七滝・石廊崎・堂ヶ島・三滝・大瀬崎を池の石組みで表現した荒磯周辺。
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築山 |
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「山里の庭」は、茶畑に見立てたサツキの畝と芝に囲まれた駿河の
国の象徴・富士山と、穏やかな安倍川の流れを表現している。
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二段落ちの滝 |
富士山を表現 |
「山の庭」はツタのからまる樹木が茂る山間の小径と、爽快な滝がある。
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県庁が池に鏡で映る。 |
駿府公園の広場 |
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家康銅像 |
坤櫓(ひつじさるやぐら) |
建物構造を見やすくするため、床板の一部をガラス張りにして礎石、根太、大引や
2階3階の床板の一部を取り外し松丸太の小屋組みをみることができる。
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天井の木材の組み合わせ |
家康ゆかりの甲冑(模造) |
天井に使われている木材はヒノキと松。組み合わせには釘は使われていない。
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城下町の紹介 |
駿府公園 |
坤櫓で、日本百名城のスタンプが押せる本を購入した。説明していただけたガイドさんがスタンプを押してくれた。
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堀 |
わさび漬発祥の地 |
静岡県庁の裏側、内堀に面して「わさび漬け発祥の地」の碑がある。
碑の上に乗っているのは、わさび漬けの樽とわさびを模した彫刻である。