2006年11月16日
大菩薩連嶺最南端にあり、富士山が見えるという滝子山に登った。
麓から見ると、3つのピークがみえる。中央本線の笹子駅から登りはじめ、
寂しょう尾根を経て山頂。下りは、「檜平」ルートで、初狩駅に下りた。
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08:30 笹子駅
09:00 桜公園 11:30〜12:30 滝子山山頂 14:00 滝子山登山道入口 14:40 初狩駅 |
山頂から富士山。手前は三つ峠山
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笹子駅は無人駅であった。切符を箱に入れる。
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笹子駅
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滝子山を望む
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今回は、尾根の上部が岩尾根となっている寂しょう尾根、いわゆる南稜ルートを歩くことにした。
雑木林の尾根道を直登して山頂に立つことが出来るうえに上部では岩場のスリルも少し味わえるというのである。
寂しょう尾根は登りはじめから急登であった。
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寂しょう尾根登山道入口
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滝子林道の滝子山入口
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途中滝子林道に出て、右に行く。うっかり滝子山の入口の標識を見落としてしまい、
どんどん進んでいくが、下っていくばかりでおかしいと思い、引き返し、逆方向にも歩き始めたが、
それらしき登山道の入口がない。再度引き戻して、歩いていると、入口の標識を見つける。
林道にでて、すぐにあったのだ。
ここから登山道もいきなり、急な登りとなる。上のほうは岩場で、鎖やひもがあり、
汗をかきながら登っていくと、滝子山の山頂に着く。
展望がよく、富士山も雲がかかっていたが、見ることが出来た。
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3つのピークの1がやっとみえる
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山頂
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南アルプス方向は、かすんでいて、あまりよくみえなかった。特徴ある大岳山はすぐにわかった。
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南アルプス方向
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大岳山がみえる。
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奥秩父方向
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奥秩父方向は、金峰山(左)の五丈岩らしきものが見えて、その稜線の右端に甲武信岳である。
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山頂
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寂しょう尾根(山頂から)
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山頂からは寂しょう尾根が見えたが、残念ながら、寂しょう尾根山頂近くの岩場は樹木に隠れて、見えず。
頂上であった方に寂しょう尾根は紅葉がきれいですねといわれたが、あまり印象がない。
夢中で歩いていたのか、それとも樹林の上は紅葉をしていても、中はあまりわからなかったのかもしれない。
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高川山
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右に雁ヶ腹摺山、その左が黒岳
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下りは、「檜平」ルートで最初は葉の落ちた樹林の中で、落ち葉を踏みながら歩き始め、
男坂、女坂と別れたところで、女坂を歩き、また合流となる。途中から葉っぱの着いた樹林に景色が変わってきた。
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葉のついた樹林となる
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滝子山入口
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山麓にある藤沢子神社入り口に下記のような説明板があった。
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登山者各位に告ぐ
此度滝子山鎮西ヶ池周邊の三六、五七ヘクタールの面積が歴史景観自然保護地域に指定されました。鎮西ヶ池は昔、鎮西八郎為朝の妻白縫姫が保元の乱に破て其の子為若丸と阿蘇家の家臣十三人を連れて諸国を流浪して今の東八代郡大蔵山に登り更に渓谷を跋渉して滝子山海抜1590メートルに至り水の湧く処に小屋を造り池を掘って住んだ。近衛天皇仁平二年に山崩れに会ひ山裾に移りその地に為若丸と家臣一人並に阿蘇家の名刀名鏡を残して白縫姫は再び九州の木原山に帰ったと云ふ |
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初狩から滝子山
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初狩駅に向かう途中のコンピニで、ビールとつまみを買い、初狩駅で電車を待つ間に、飲んで、電車に乗る。