2006年10月22日
谷川岳は、群馬県と新潟県の境の三国山脈にある山。
トマの耳、オキの耳という二つの山頂があり、双耳峰になっている。
トマの耳の標高は1,963mであり、オキの耳の標高は1,977mである。
西黒尾根から登り、山頂につき、下りは、天神尾根から経由で、ロープウェイに乗り、土合駅に下りた。
登りはガスの中を歩き、頂上で雲海の上に出て、感動的であった。
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06:30 土合駅駐車場
08:05 ラクダの背 09:00 トマの耳 09:20 オキの耳 09:50〜10:25 トマの耳 11:15 熊穴沢避難小屋 12:00 天神平 |
谷川岳からみた上越国境稜線
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頂上からオジカサワノ頭から仙ノ倉岳、平標山につながる稜線がみえ、群馬側から雲がぶつかっていた。
雲が新潟側に流れているのが滝のようであった。結局、この稜線を境に、
群馬側は雲に覆われ、新潟側は晴天になっていたのである。
「トンネルをぬけると、晴天であった」と思ってしまった。
6時過ぎに土合口駐車場に着き、車を停める。まだ、ロープウェイは運行していなかったので、
駐車場もすいていた。ロープウェイが動く時間(7時)まで待っている人たちも何人かいた。
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谷川岳ベースプラザ
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登山指導センター
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登山指導センターで登山届けを提出する。
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西黒尾根の登山道入口
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ガスがかかった登山道
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西黒尾根から登る。登山道入口に入ってから、急なのぼりが続く。汗を沢山かきながら登る。
終わりかけた紅葉の風景を見ることも出来た。
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鎖場もあり、慎重に登る
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ガスに覆われている
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予報で、天気はよくなると思ってきたが、登り出してから、ガスっていて、今日は展望は見込めないかなと思って、歩く。
しかし、途中で降りてきた人から、頂上は新潟方面は晴れていて、展望が良かったといわれる。
心なしか元気が出てきて、気持ち的に早足となる。
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ラクダの背
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避雷針
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トマの耳山頂
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オキの耳から一の倉だけへの稜線
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山頂に着いてやっと見晴らしがよくなり、雲海の上に出た感じである。
登ってくる人たちも、口々に登ってきてよかったでしょうという声が聞こえてきた。
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オキの耳と巻機山、朝日岳方向
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尾瀬の山が雲海の上に浮かぶ
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山頂から下を除くと、鋭い崖になっており、高度感がある。近くで高校生がすべるような音がし、
思わず付き添いの先生が近づくなと注意をされていた。
雲海の上には、巻機山や至仏、燧、武尊等の山も見えた。
穏やかな稜線の苗場山方向は良く晴れていた。
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肩の小屋
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仙の倉への稜線
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新潟方面は晴れている
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オキの耳からトマの耳を見る。
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トキの耳とオキの耳を往復する。人もどんどん登ってきて、なかなかゆっくりしていられなくて、下りることにした。
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一の倉岳方向
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オキの耳山頂
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トマの耳にもガスがかかる
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トマの耳から雲海を見る
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木道が整備されている
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熊沢避難小屋
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天神尾根は木道が整備はされていたが、ぬれていて、滑りやすかった。しかも
木道のないところは、雨が降ったばかりで、しかも人が多く歩いているので、
道がぬかるんでいて、靴やズボンが泥だらけになってきた。
天神尾根も、ガスの中を歩いたが、鎖場があったり、紅葉が少し残っていた。
それにしても、人が次から次へと登ってきた。中には運動靴や革靴の人もいた。
途中で、引き返す人もいた。
頂上の展望もないと思っている人もいて、頂上は展望がよかったですよと声を掛けたりもした。
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鎖場
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紅葉と木道
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紅葉
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天神平駅でリフトに乗る人も列が出来ていた。
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天神尾根から天神平発のロープウェイにのり、下りた。土合口ではちょうど昼時であったが、
これからロープウェイに乗る人であふれていた。天気があまりよくなくても紅葉を求めてくる人が多いんでしょう。
帰りの車で、道の駅水上町水紀行館により、そばに川が流れており、親水公園になっていた。
それにしても登ってくる車も渋滞であった。これだけ渋滞だといつ着くんだろうと思うぐらいだった。
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土合駅から谷川岳をみる
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親水公園
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