首都圏外郭放水路 

2020年10月8日

職場の山仲間で、山に行こうとしたが、台風の影響で、生憎、雨模様。
首都圏外郭放水路なら、地下にあるので、雨でも大丈夫。
前日に予約をしてもらって、行くことにした。13時に最寄りの駅、
南桜井で待ち合わせをして、昼を食べ、タクシーで向かった。

   
 龍Q館  江戸川を望む

「龍Q館」のネーミングは、館のある春日部市(旧 庄和町)に
伝わる「火伏の龍」伝説と、「AQUA(水)」にちなんだもの。
首都圏外郭放水路は、春日部市の上金崎地から小渕にかけて
流れる中小河川の水を地下に取り込んで、地下50メートルを貫く
総延長6.3kmのトンネルを通して江戸川に流す世界最大級の地下放水路。

首都圏外郭放水路の概要説明 
 首都圏外郭放水路は、洪水を防ぐために建設された世界最大級の地下放水路です。
中川、倉松川、大落古利根川、18号水路、幸松川といった中小河川が
洪水となった時、洪水の一部をゆとりのある江戸川へと流すことができます。
中川・綾瀬川の流域は、利根川や江戸川、荒川といった大きな川に囲まれています。
この地域は、土地が低く水がたまりやすいお皿のような地形となっているため、
これまで何度も洪水被害を受けてきました。また、川の勾配が緩やかで、
水が海まで流れにくいという特徴があり、大雨が降ると水位がなかなか下がりません。
さらに近年では、都市化が急速に進み、降った雨が地中にしみこみにくく、
雨水が一気に川に流れ込んで洪水が発生しやすくなっています
首都圏外郭放水路の完成によって、周辺地域で浸水する家屋の戸数や
面積は大幅に減り、長年洪水に悩まされてきた流域の被害を大きく軽減しました。
まず、各河川から洪水を取り入れる「流入施設」と「立坑」、洪水を流す地下河川の
「トンネル」、そして地下空間で水の勢いを弱め、スムーズな流れを確保する「調圧水槽」、
さらに地下から洪水を排水する「排水機場」などで構成されています。

   
パネルを使って説明  操作室

防災システム「首都圏外郭放水路」の概要や仕組みについて、パネルを使って説明。
首都圏外郭放水路の頭脳といえる操作室では、気象情報から各河川の
状態まで全ての情報が集められ、その動きを監視し制御している。つまり、
1年中いつでも稼働できるように、さまざまなモニターで24時間監視をしている。
地域内を流れる蔵松川、大落古利根川などの洪水を取り込む4つの立坑と
各立坑からトンネルを通して集まってきた洪水を調圧水槽に送り込む役割を担った
第一立坑の計5つの立坑がある。

   
第一立坑に入る。 第一立坑 

巨大竪穴「第一立抗」は、深さ約70メートル、内径約30メートルの巨大な竪穴。
作業用の通路(キャットウォーク)1周&立坑内の階段昇降で、竪穴の迫力が楽しめる。

   
上から見下ろす   

装備としてハーネス<安全帯>とヘルメットを着用する。

   
第一立坑  第一立坑 

台風が近づいているということで、水が貯められるように、水がぬいてあって、
底が見えていた。

   
調圧水槽がみえる   調圧水槽

調圧水槽の上部はサッカーグラウンドとして利用されており、そこにある
小屋が入り口となっている。一旦、立抗から外に出て、調圧水槽の入口から入る。

   
調圧水槽から見た第一立坑   調圧水槽

調圧水槽は、地下水路のトンネルから流れてきた水の勢いを弱め、江戸川へ
スムーズに流すための施設。地下22mの位置にあり、長さは177m、幅78m、
高さは18m。内部は荘厳な雰囲気と、柱と空間の巨大さから
「地下神殿」とも表現され、首都圏外郭放水路を象徴する人気の施設
調圧水槽は、首都圏外郭放水路のほんの一部に過ぎない。地下空間で貯水する
内径30メートル、深さ70メートルもの5本の立坑(たてこう)と、それを連結する形で
国道16号の地下50メートルに6.3キロメートルに渡って建設された内径10メートルの
トンネル(放水路)、改造した航空機用ガスタービンが回す強力なポンプが
4台設置された排水システムで構成される。調圧水槽は、第1立坑と庄和排水機場の
中間に位置し、ポンプの緊急停止時に発生する逆流の水圧を調整する役割などを持つ。

   
調圧水槽   調圧水槽

調圧水槽の天井を支えている柱の大きさは、1本につき奥行き7m、幅2m、高さ18m、
重さは約500トンにもなる。それが全部で59本も立っている

   
水たまりに柱が映る。  立坑 が水たまりで反射 

   
シールドマシン   シールドマシン

帰りは、南桜井駅まで歩いていく。30分ぐらいかかる。

シールドマシンとは、地中を掘り進みながらトンネルをつくっていく機械のこと。鋼鉄の筒状のシールドマシン先端には、カッタービットがついた面盤が取り付けられています。これが回転して土を削りながら、マシンを前方に押し出します。その後ろではセグメントと呼ばれるブロックが円筒状に自動で組み立てられ、トンネルの内壁になっていく、という仕組みです。この作業を繰り返すことでトンネルが完成します。 


   
 ヒラメも釣り、刺身になる。  鯛を刺身にしてもらう。

帰りは、新宿で下りて、「釣船茶屋ざうお」に寄り、魚料理を食べる。
「釣船茶屋ざうお」は、海鮮居酒屋。店内で釣りを楽しめる上に、
自分で釣ったばかりの新鮮な魚を料理してもらえる。

 
釣り船茶屋「ざうお」