登呂遺跡 

2016年6月30日

静岡で研修があり、研修が始まる前に登呂遺跡を見学した。
初めに、登呂遺跡博物館に入った。

   
 弥生体験展示室  

登呂遺跡公園は2000年程前の弥生時代の遺跡で国の特別史跡に指定されている。
初めは1943年の埋め立て工事中に偶然発見され、その後太平洋戦争後の詳しい
発掘調査で住居跡、倉庫、水田跡と多くの道具や生活必需品が見つかった。
登呂博物館では、弥生時代の農耕集落である登呂遺跡の出土品を展示しており、
実際に弥生時代の生活を体験することも出来る

   
 祭壇の前  小学生が見学

祭壇の模型もあり、中に入ることができる。

   
   銅鐸と青龍三年銘方格規矩四神鏡

「青龍三年(235年)」の年号を持つ国内最古の紀年銘鏡、「方格規矩四神鏡(ほうかくきくししんきょう)」の展示もあった。

   
高床建物の特徴  地層 

2階は登呂遺跡の模型と出土品の展示がしてある。

   
道具   壺

   
   

   
展望台から登呂遺跡を望む  竪穴式住居

博物館の3階には展望室があり、登呂遺跡や静岡方面を眺めることができた。

   
 祭壇

この時代の竪穴式住居は、地面を少し窪ませた場所に丸く屋根をかぶせた造りで、内部に火を使うための炉がある。

   
 高床式倉庫  

平成12年の再発掘調査で発見された柱の跡から再現された高床式倉庫は、柱が6本あり、
床までの高さは1.3mあったと推定されてます。また、柱にはネズミがそこから登れないように、
ネズミ返しが付けられていたと考えられている。

   
ネズミ返し   登呂遺跡博物館