燕岳 2763m

2004年10月28日

燕岳に登り、往復しました。前日の夜、中房温泉近くの有明荘に泊まりました。

燕岳は上の方には雪がありました。秋晴れの空で、澄んだ山の景色を楽しむことが

出来ました。登り口の中房温泉周辺には紅葉がまだ残っており、こちらも楽しめました。

当日の行程

登り口     6:10
第一ベンチ  6:45
第二ベンチ  7:20
第三ベンチ  7:45
富士見ベンチ 8:15
合戦小屋   8:50
燕山荘  10:00〜10:20
頂上   11:00〜11:35
合戦小屋   13:20
富士見ベンチ 13:40
第二ベンチ   14:25
第一ベンチ   14:50
中房温泉    15:15
駐車場     15:20
 

燕岳

山頂から槍、穂高方面 左は大天井岳

山自体は、紅葉の時期も過ぎていたので、人も少なく、静かな山歩きとなりました。

中房温泉登山道入り口
第二ベンチ(1820m)

標高1460mの中房温泉登山道入口から合戦尾根を登り始めました。

合戦尾根には第一ベンチから第三ベンチ、富士見ベンチがあります。

第一ベンチには右側に降りたところに合戦尾根唯一の湧き水があります。

中房温泉からの登りは、燕山荘までおよそ標高差1,300メートル弱だそうです。

烏帽子岳や笠ヶ岳のそれと同じく、北アルプス三急登のひとつでもあります。

それでもこのコースは登りやすいと思いました。合戦の頭のピークまでに、

ほぼ等間隔(登り約30分毎)で4つの広場とベンチが用意され、そして最後の

ベンチの先にこれまた同じような間隔で合戦小屋があるために、目標を定めて登りやすいです。

第三ベンチを過ぎると視界も開けたりする。
雪が少しある登山道

合戦小屋には人がいませんでした。夏は、名物のスイカが人気のようです。

富士見ベンチからの八ヶ岳
合戦小屋

八ヶ岳が奥にみえる
つらら

槍ヶ岳の先鋒が稜線越しにみえる。
燕岳、北燕岳の岩稜

稜線では展望がよくなる。
雪道を歩く

浅間山の噴煙
燕山荘

槍ヶ岳
燕山荘から東側


富士山と南アルプス
雲海と八ヶ岳

燕山荘から燕岳の稜線はさすがに風が冷たかったです。

花崗岩が多い。

鹿島槍に雪景色
剱岳が見える

天気は最高で、頂上からは360度の景色を堪能しました。

槍、穂高、鹿島槍、白馬、剣、立山などの北アルプスはもちろん、南アルプス、

八ヶ岳、富士山、越後三山、浅間山・・・名だたる山が一望出来、感動でした。

頂上には、人もいなくて、後から、途中であった方が登ってきただけです。

しばらく素晴らしい景色を見ていました。

燕岳頂上
槍ヶ岳の隣に笠ヶ岳が見える。

頂上から燕岳荘に向かう
裏銀座方面

燕岳荘から下山
山の紅葉

ふもとである中房温泉周辺は紅葉が真っ盛りでした。

紅葉の道を車で走り、気分が高揚し、また黄葉(こよう)という

木になるねと話しながら車に乗りながら、景色を見ました。

途中、サルの集団があり、車を止めて、カメラを向けると、逃げていきました。

紅葉が綺麗
サルがいた。

紅葉景色
穂高町からの月

帰りも有明荘の温泉に入りゆっくりつかりました。

帰り道、暗くなり、月が満月で、思わずシャッターを押しました。