2018年12月30日
東京都美術館で、ムンク展を観た後に、上野駅に向かって歩いていると、東照宮が目に入ったので、歩いてみた。
大石鳥居 |
上野東照宮は、東京都台東区上野恩賜公園内にある神社。旧社格は府社。正式名称は
東照宮であるが、他の東照宮との区別のために鎮座地名をつけて上野東照宮と呼ばれ、
別名「三処権現」とも呼ばれる。 徳川家康・徳川吉宗・徳川慶喜を祀る。(ウイキペディア)
寛永四年(1627)に創建された神社
寛永寺の五重塔がみえる | 銅灯篭 |
上野東照宮は、第二次世界大戦中も社殿のすぐ裏側に爆弾が投下されたが、
なんとそれが不発弾だったため、社殿は倒壊の危機を免れた。
銅燈篭は全48基。国指定重要文化財。諸大名から奉納された。
唐門 | 石灯篭 |
唐門は、慶安四年(1651)に造営されたもの。唐門は、正式名で「唐破風造・四脚門」
と呼称している。四脚門(よつあしもん)に唐破風の屋根が乗ったと言う解釈である。
石燈篭は、200基以上あり、ほとんどが社殿の建築の年1651年(慶安4年)に諸大名より奉納された。
栄誉権現社(御狸様) | 透塀 |
唐門までは無料で行くことができるが、社殿を近くで見る場合は、500円は移管料を払う。
透塀は、1651年(慶安4年)造営。菱格子の向こう側が透けて見えるのでこの呼び名である。
社殿の東西南北を囲んでおり、上段には野山の動物と植物、下段には海川の動物の彫刻が
内外両面に200枚以上、表現されている。
社殿 | 社殿 |
社殿も、慶安四年(1651)に造営された。社殿内は非公開になっていた。
唐門の裏側 | 昇り龍 |
唐門の四脚の柱の脇には「左甚五郎(ひだりじんごろう)作の昇り龍・降り龍の彫刻があり、
門の表側と裏側の合計「4匹の龍」の彫刻がある。毎夜不忍池の水を飲みに行くという伝説があった。
昇り龍(のぼりりゅう)」と「降り龍(くだりりゅう)」と呼称される「2匹の龍」であり、
偉大な人ほど頭を垂れるということから、頭が下を向いている方が昇り龍と呼ばれている。
社殿 | 狛犬 |
帰途は、よみうりランド駅まで行き、丘の湯で、ゆっくり温泉につかる。