2005年10月12日〜13日
槍ヶ岳は、北アルプスの中央より南にあり、 岐阜県と長野県の県境にある。
東西南北からの稜線があり、鋭い山頂の雄姿があり。
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6:20 上高地
8:30 横尾 9:15 一の俣 9:40 槍沢ロッジ 10:35 槍沢大曲 12:45 殺生分岐 13:35 槍ヶ岳山荘 14:10〜15:30 山頂 6:00 山荘 |
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11日の夜11時新宿発のさわやか信州号で、上高地に着く。
上高地から明神、徳沢を経て、横尾から槍沢経由で、山頂に登る。
下りは、飛騨沢、槍平、白出沢経由で、新穂高温泉に下る。
さわやか信州号は、涸沢方向に行く人たちが多いのか、バスは混んでいた。
バスに乗って、日本酒を飲んでも、なかなか寝付けず、それでもうとうとしながら沢渡に着き、雨がふっていた。
そこで、低公害車のバスに乗り換え、上高地に着く。明神池、徳沢を経て、横尾に至る。
上高地では雨はやんでいるが、山にはガスがかかっていた。しかし、歩きながら、少しずつ雲がなくなっていく。
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山岳保険の手続きをする
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山にはガスがかかる。
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河童橋
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梓川
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明神岳
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徳沢
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横尾
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槍ヶ岳の穂先が見える
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横尾に着いて、天気が悪ければ、紅葉の涸沢でもと思ったのだが、
天気が良かったので、チャンスと思い、一路、槍ヶ岳に向かった。
上高地から横尾まで11キロだが、標高差は100m。
横尾から槍ヶ岳までも11キロ、しかし、横尾から徐々にのぼりがきつくなる。
槍沢ロッジから槍の穂先が見え、紅葉の景色も楽しみながら歩く。
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槍沢キャンプ場
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水俣乗越への分岐
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殺生分岐
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最後のはしごを登る。
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槍ヶ岳山荘で宿泊の手続きを取ってから、頂上に登る。
山頂へは岩登りになっていて、はしごや鎖を登って頂上に着く。
頂上は360度の大展望で、北アルプスの山々が見渡すことが出来て、
富士山、南アルプス、八ヶ岳もみえ、まったりと堪能することが出来る。
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山頂にて記念撮影
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笠ヶ岳
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槍ヶ岳は東西南北の鎌尾根と呼ばれる稜線がある。
東には常念岳・蝶ヶ岳越しに八ヶ岳、富士山、南アルプスが連なり東鎌尾根は、燕岳へ続くコースで「表銀座」と呼ばれている。
西は、笠ヶ岳が笠の両翼を緩やかに延びており、双六岳を経て「裏銀座コース」へとつながっている。
南は穂高に続く「大キレット」、北は一般登山客禁止の北鎌尾根となっている。北には立山、剣方向も見える。
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表銀座方向
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常念岳
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鹿島槍が見える
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穂高方向
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常念岳
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富士山と南アルプスもみえる
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裏銀座方向
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槍の影
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裏銀座の山々 中央のとがった山が水晶岳
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西鎌尾根と双六岳方向
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裏銀座と雲海
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夕日は、笠ヶ岳方向に見え、朝日は常念岳方向に見えた。
小屋は、空いており、ゆったりとベッドを使うことが出来た。
同じ部屋の人と話をしたり、お酒を飲んだりする。みんな疲れているのか
8時過ぎには就寝準備をして、眠りにつく。私も早めに就寝。
しかし、12時頃に目が覚めたりして、なかなか寝付けなかったりしたが、
5時頃、回りも動き出す音がして、私も起きだす。
5時20分頃、暗い中外に出てみると、快晴である。北穂高小屋の明かりが、
見え、あんなに山の突き出たとこに、小屋があるのかと思った。
朝食を5時半に食べ、5時50分頃から、朝日の光景が見えた。
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夕陽
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常念岳と朝日
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明け方の富士山、南アルプス
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山荘前から槍ヶ岳
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槍ヶ岳山荘と笠ヶ岳
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北方向
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後立山連峰
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朝の穂高方向
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朝の笠ヶ岳、奥に白山も見える
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槍ヶ岳山頂を目指す
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飛騨乗越
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山荘で知り合った人から、新穂高温泉からも松本行きのバスが出ているということで、
山荘からバス会社に電話をいれ、松本行きが10時20分と13時40分の二本でているとのことである。
直通でなければ、平湯で乗り換えていくことも出来るといわれる。
新穂高のほうは歩いたことがないので、下りは新穂高温泉におりることにする。
朝は天気がよく、小屋から槍ヶ岳を再度登るかどうか迷ったが、もう一度
登っておこうと思い、急いで登る。下りの時間が気になり、少し眺めて、すぐに下ることにする。
そのまま山荘に寄り、預けていた荷物を持って、急いで下りる。
途中で会ったグループの方からは走っているように歩いているといわれる。
下りは、笠ヶ岳が良く見えて、見ながら下る。
最初はガレ場の急登をおり、紅葉もほとんどなく、白出沢からは林道になる。
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槍平を越えたあたりで穂高方向
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滝谷出合
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白出沢出合にての眺め
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笠ヶ岳が覗ける
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新穂高温泉
13時40分の新穂高発の松本行きの特急バスに乗るために、新穂高方向に
急いで下り、新穂高温泉に11時半頃に着き、天気もよかったので、ロープウェイに乗る。
ふたつのロープウェイを乗り継ぎ,展望台に到着。
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ロープウェイ乗り場
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西穂、右側に度標
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今度は楽をして、上に登り、西穂や焼岳、槍、笠が岳、双六岳方向がくっきり見え、
白山も浮かんで見えた。人がいっぱいで、みんな感嘆の声をあげていたが、
やはり苦労をして登って、やったーと感動と充実感がさらに深くなるんだと心の中の声があった。
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槍ヶ岳がみえる
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笠ヶ岳
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白山
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焼岳と乗鞍岳(奥)
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裏銀座方向
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ロープウェイを降りて、バス停前の無料の浴場で汗を流し、バスに2時間も乗り、松本に着く。
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バス停前の浴場に入る。
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