鎌倉   

2007年8月2日

天園ハイキングコースから大仏コースをつないで歩いた。天園コース

大仏コースに入ってからは、葛原岡神社、銭洗弁財天、佐助稲荷、鎌倉大仏、光則寺、

長谷寺などのいくつかの寺や頼朝の銅像とかを回って鎌倉の街を楽しんだ。

光則寺は宮澤賢治の「雨にも負けず」の碑があるというので、立ち寄ってみた。

葛原岡神社
むくろじお守り

葛原岡神社に参拝し、むくろじのお守りを買った。お守りには黒いむくろじがくっついている。

羽子板で突く羽根に付いている黒くて堅い玉が、「 無患子」(むくろじ)という大木の種である。

茶色の実もひとついただけて、石鹸代わりになり実演をして見せてくれた。その中に種がある。

今は、むくろじの種は羽根の軸に使われているが、昔は実の方が重宝されたという。

源頼朝の銅像
銭洗弁財天

源氏山公園に寄り、源頼朝の銅像を見る。

次に銭洗弁財天に行く。ここは、入口がトンネルになっていた。

奥に、小銭をざるに入れて洗うと大金持ちになれると小銭を洗っていた。

そのお金を早く使えば、御利益があるそうで、神社内にはたくさんのお店があって、うまく出来ている。

銭洗弁財天
佐助稲荷

佐助稲荷の山の上の山道を登っていくと、スカート姿の女性や、外国の方々が何人かが歩いていた。

足元がぬれていて、泥だらけの道で、滑りやすく、歩きづらそうであった。

そうこうするうちに、山道を終えて、アスファルトの道に出て、大仏に到着する。

大仏

大仏の中
光則寺の宮沢賢治の碑 雨にも負けず

宮沢 賢治「雨にも負けず」

雨にも負けず  風にも負けず 

雪にも夏の暑さにも負けぬ 丈夫なからだをもち

慾はなく 決して怒らず いつも静かに笑っている 

一日に玄米四合と味噌と少しの野菜を食べ 

あらゆることを 自分を勘定に入れずに 

よく見聞きし分かり そして忘れず

野原の松の林の陰の 小さな萱ぶきの小屋にいて 

東に病気の子供あれば 行って看病してやり

西に疲れた母あれば 行ってその稲の束を負い

南に死にそうな人あれば 行ってこわがらなくてもいいといい

北に喧嘩や訴訟があれば つまらないからやめろといい

日照りの時は涙を流し 寒さの夏はおろおろ歩き

みんなにでくのぼーと呼ばれ 褒められもせず 苦にもされず

そういうものに わたしはなりたい

 

長谷寺
本堂

長谷寺は回遊式庭園になっており、庭園から石段を登っていくと、観音堂にたどり着いた。

本尊である十一面観音菩薩像(長谷観音)が安置される観音堂本尊である。

十一面観音像は、高さは9.18mと木造の仏像では日本最大級で、しばらく見入った。

観音三十三応現身
大黒天

大黒堂の2階部分が宝物館の展示室になっており見学をした

鎌倉の海と街
輪蔵

見晴台まで登り、鎌倉の海と街並みが一望できた。

「輪蔵」は、一切経を納めた回転式の書架である。一回転させることが出来る。

庭園の花
庭園

弁財天
弁天窟

長谷駅から江ノ電に乗って、藤沢経由で小田急線に乗り、帰路に着いた。

江ノ電