谷根千界隈  

2009年11月21日

「たけおかネット」で、ごまさんの職場「あい愛介護サービス」のケア情報システムの説明を

聴く機会を設定していただいたので、訪問をした。近くの谷根千界隈を歩いた。

谷中・根津・千駄木界隈は「谷根千(やねせん)」といわれている。

午前11時に日暮里駅に集合し、谷中銀座から、通称へび道と言われるところを通って、

「あい愛介護サービス」の事務所に行く。所長さんからケア情報システムに付いて詳しく話を聴き、

旧岩崎邸を見学した。その後、根津にある居酒屋「車屋」で打ち上げをした。

階段途中から谷中銀座入口を見る。

正面は不忍(しのばず)通りのマンション群

後藤の飴

谷中銀座は、JR日暮里駅と千代田線千駄木駅の間にある人気の商店街。

大きめの階段(通称:夕焼けだんだん)があって、階段を下った先が商店街になっている。

江戸時代からの寺町であり、震災・戦災での焼失が少なかった谷中界隈には、

いまも風情ある街並みが残っていて、路地散策も楽しい場所となっている。

後藤の飴は天然素材を使った手作り飴の店だそうだ。

谷中銀座通り
すずき

メンチカツを売っている「すずき」には、人が並んでいた。

すずきにはテレビ報道のいくつかが貼られていた
狛猫

狛猫は東京芸大の大学院生3人が製作したそうである。

「阿ニャン」(あにゃん)と「吽ニャン」(うにゃん)と名付けられた招き猫である。

はつねや

「はつねや」の屋根の上にも猫があった。

よみせ通り
東西めぐりん

よみせ通りには延命地蔵の絵が付いたアーチがあった。

東西めぐりん』は台東区役所を起点に、千駄木駅、浅草駅付近を経由し、時計回りの一方向循環バスである。

旭プロセス製版所

指人形笑吉工房
露木光明さんの手作り

笑吉はお年寄りの笑い顔等をテーマにしたユニークな指人形工房。

工房前にはさまざまなシチュエーションの指人形が陳列してあった。

ひとり指人形劇を連日公園を行っているようである。

道がくねくねしているへび道
根津愛染町の説明

へび道は今は暗渠(地下の水路)になってしまっているが、大正時代までは藍染川が流れていた場所である。

藍染川は上野の不忍池にそそいでた川。へび道がくねくねしている理由は元が川だからである。

川筋の道が文京区と台東区の境目にもなっている。

この道沿いの家は、大雨が降ったときは水がたまりやすく、玄関も高くなったいるところが多かった。

文京区と台東区の境目を歩く

くねくねしているところが蛇道

丁子屋(てぬぐいやさん)

丁子屋は明治から続く、染物、洗張りのお店である。丁子屋の前の道も藍染川だったそうである。

ねんねこ家
ねんねこ家

ねんねこ家にも寄る。ねんねこ家は、リジナル猫グッズとカフェのお店である。

路地脇にあった地蔵
路地にあった野球用のバッターボックス

くし・あげ・どころ はん亭
両山堂印刷所工場

はん亭は、関東大震災と戦災に耐えた総けやき造りの建物である。

不忍池の程近くに、池之端に石造りの建築物の両山堂印刷所工場があった。

レトロな雰囲気で、現在は倉庫として使われ、たまにテレビドラマのロケ地としても使われているようである。

両山堂印刷所工場

無縁坂。向かって左が旧岩崎邸
岩崎邸入口近くのマンション

上野池の端の旧岩崎邸庭園の裏手にある坂が無縁坂である。「無縁坂」という名前の由来は、

坂の上の称仰院というお寺が、無縁寺と呼ばれていたことから来ていると言われている。

くし・あげ・どころ はん亭
観音寺の築地塀

観音寺の築地塀は瓦と土を交互に積み重ねて作られている。

根津にある居酒屋「車屋」で飲んで、西日暮里駅まで歩いた。

諏訪神社の狛犬
西日暮里駅駅方向を見る

旧岩崎邸の見学はこちら